ホンダ高橋巧、惜敗。ヤマハ中須賀が圧巻の開幕4連勝/全日本ロード第2戦鈴鹿レース2

2018年4月22日(日)12時40分 AUTOSPORT web

 全日本ロードレース選手権JSB1000クラスは4月22日、鈴鹿サーキットで第2戦の決勝レース2が行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が高橋巧(Team HRC)とのマッチレースを制し優勝した。


 レース1に引き続き好天に恵まれた日曜日。レース2は11時前に決勝の火ぶたが切られた。好スタートを切ってホールショットを奪ったのは高橋巧(Team HRC)。しかし、S字コーナーで渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)が首位奪取。デグナーコーナーで高橋巧がトップ奪回。そのままオープニングラップを制した高橋巧の背後につけたのはポールシッター中須賀。渡辺一馬は3番手に後退する。


 2周目。津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)と4番手争いを展開していた野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)がオーバーランを喫して9番手までポジションダウン。


 一方、高橋巧と中須賀は2分6秒台前半で周回を重ね、3周目には一騎打ちに持ち込む。渡辺一馬は単独3番手走行。その後方では津田と秋吉耕佑(au・テルルMotoUP RT)がテール・トウ・ノーズの4番手争いを開始する。


 9周目。高橋巧の背後には中須賀がぴたりとつけたまま。その後方では、渡辺一馬が単独3番手で淡々と周回。秋吉と津田の4番手争いは激化。その後ろでは順位を回復してきた野左根が渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)と激しい6番手争いを開始する。


 15周目に入ると、中須賀が1コーナーで高橋巧の横に並び仕掛ける。しかし、高橋巧は負けずとブロック。110Rで再び中須賀が前に出るが、バックストレートで高橋巧が抜き返し首位奪回。


 16周目。スプーンカーブで中須賀が仕掛けて高橋巧をかわして前に出ると、ペースを上げて高橋巧から逃げる。


 周回遅れを間に挟んで高橋巧を突き放す中須賀。最終ラップに入ろうとした17周目の最終シケインで4番手争いを展開していた秋吉、6番手争いの野左根が相次いで転倒。


 後方のアクシデントを尻目に、中須賀は高橋巧を突き放してダブルウイン。開幕4連勝を挙げ、2017年シーズンからの連勝数を8とした。高橋巧は2レースともに2位。渡辺一馬が3位表彰台を獲得した。


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