ウイリアムズF1、マゼピンの父が主要株主を務めるロシア企業が買収との噂。企業側は否定

2019年4月22日(月)14時52分 AUTOSPORT web

 ロシアの巨大科学企業であるウラルカリは、同社の主要株主であるドミトリー・マゼピンが、ウイリアムズF1の株式取得に向けて交渉をしているという報道を否定した。


 イタリアでの報道によると、ロシアの億万長者であるドミトリーはウイリアムズへの投資を目論んでおり、F2参戦中で急成長中の20歳の息子、ニキータ・マゼピンのF1昇格への手段として、チームの支配権を手にしようとしているという。


 報道のなかでは、中国GPにおいてドミトリーがウイリアムズの代理人らと顔を合わせたとされている。しかしウラルカリはこの噂を一蹴。ウイリアムズとの交渉についても否定した。


「メディアが報じた情報は真実ではない。ウラルカリはウイリアムズ買収に関する交渉は、何も行なっていない」とウラルカリ側は述べている。


 ドミトリーはウラルカリを通して、今もフォース・インディアの管財人と係争中だ。彼は2018年夏にフォース・インディアへの入札を行なったものの、チームは最終的にローレンス・ストロール率いるコンソーシアムに売却されることになった。


 ドミトリーは当時、売却プロセスに欠陥があったと主張しており、後に法的手続きを開始したものの、現在も未解決となっている。


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