大湯都史樹「チームの底力のおかげ」野尻「Q1では『すいません』と無線を」【SF第3戦予選会見】

2023年4月22日(土)17時51分 AUTOSPORT web

 2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦富士の公式予選が終了し、ポールポジションを獲得した大湯都史樹(TGM Grand Prix)、2番グリッドを獲得した坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)、そして3番グリッドを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)が会見に出席し、予選を振り返った。


■大湯都史樹(TGM Grand Prix)
予選ポールポジション
タイム:1分35秒792


「チームと鈴鹿に来るまでにいろいろと準備をすることができて、公式練習でもいろいろな方向性(のセットアップ)を試した結果、良い感触を得ることができました」


「ただ予選に関しては、ここにいる坪井選手や野尻選手が強敵だと感じていたので、どうなるかはわかりませんでした。それでもポールを獲ることができたので、Q1、Q2ともに最高の準備をしてくれたチームに本当に感謝ですし、乗っていて本当に気持ちが良いクルマで、本当にいいラップだったと思っています」


「まさかチームの参戦2大会目にポールを獲れるとは思っていなかったのですけど、こうやってポールポジションとして記者会見に出られているということは、チームの底力があったからこそだと思っています。本当によかったです」

2023スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿 大湯都史樹(TGM Grand Prix)


■坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)
予選2番手
タイム:1分35秒835


「公式練習から結構調子が良くて、予選に向けても手応えを感じてはいたのですけど。昨年から含めて、Q1からQ2にかけてのタイムアップができない予選が結構続いたので、今年はそこら辺を改善しなければというなか、Q1からQ2にかけてタイムを上げることができました」


「過去4戦連続ホンダ勢のポールを獲られているので、非常に悔しいですけども、アタックラップに関しては結構ちゃんと走れていましたので仕方がないかなと。とりあえず、フロントロウからスタートできることは、明日に向けていい流れだとは思います」

2023スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)


■野尻智紀(TEAM MUGEN)
予選3番手
タイム:1分35秒906


「Q1に関しては自分の中ではそれなりに攻めてはいました。ただ、(コントロールラインを)通過した瞬間にタイムが悪かったので、通過した瞬間に『すいません』と無線を入れました」


「でも、本当に運よくQ2に進むことができたので、そこからは少しだけエンジニアとコンプレイン(不満)を言いながら会話ができたので、その辺でクルマの改善もギリギリ間に合いました」


「かといってそこまで細かいことをやったわけではなくて、単純に『もう少しダウンフォースをつけて』というところで、簡単なアジャストの範囲でやってもらったのですけど、その辺もすごく良かったです」


「気持ち的には、こうい状況でしたので、とりあえず『横向いても行くしかないかな』という感覚の中で走っていました。なんとかクルマ的にも、コンディション的にもダウンフォースが増えたりして、ギリギリ走りやすくなったのがQ2だったかなというところですね。少し、ロングランとかはまだ不安を残しているので、明日に向けてしっかりと改善して、優勝を狙えるよう準備をしたいと思います」


「あ、あと大湯おめでとうございます(笑)。僕は5連続ポール獲得できるかというところだったのですけど……獲られたのが大湯でよかったなと思います(笑)」

2023スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿 野尻智紀(TEAM MUGEN)

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