新プロジェクト『ディフェンダー・アワーズ』を立ち上げ。日本含む7カ国で自然保護と人道支援活動をサポート

2025年4月22日(火)17時30分 AUTOSPORT web


 ジャガー・ランドローバー(JLR)の一角として、レンジローバー、ディスカバリー、そしてジャガーと並び“ハウス・オブ・ブランズ”を形成するディフェンダーは、新たなグローバルプロジェクト『DEFENDER AWARDS(ディフェンダー・アワーズ)』の立ち上げを発表。


 イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オーストラリア、南アフリカの7カ国における小規模な非政府または非営利の自然保護団体や人道支援団体をサポートし、それぞれ10万ポンド(約2000万円)の支援金や、ディフェンダーの車両一台、専門家によるメンターシップが授与され、総額100万ポンド(約1億9000万円)以上となる支援が提供される。



 これまでイギリス赤十字社との70年にわたる協力関係や、アフリカの自然保護慈善団体Tusk(タスク)との20年にわたるパートナーシップを基盤とする今回の先駆的なプロジェクトは、新たに「Wild:絶滅危惧種の保護・保全(Defenders of the Wild)」、「Humanity:社会的弱者の支援(Defenders of Humanity)」、「Land:環境保護・保全・再生(Defenders of the Land)」、「Sea:海洋種・沿岸環境の保全・回復(Defenders of the Sea)」の4つのカテゴリでー応募受付が開始される。


 かつて1954年にイギリス赤十字社と連携し、ケニアとドバイに車両を配備し看護師の活動を支えた『ランドローバー・シリーズワン』の伝統と実績を踏まえ、受賞団体にはそれぞれ10万ポンド(日本では2000万円)の支援金、アクセスが困難な場所において最前線で重要な役割を担う頑丈で高性能なディフェンダー車両、そして専門家からのメンタリングサポートが提供される。


 さらに受賞団体は、希望に応じて経験豊富なパネリストによるメンタリングを受けることができ、パネリストは希望に応じ、専門知識を活用して受賞プログラムの指導やアドバイスを行う。初回の今回は最終選考に残った56団体のなかから7団体を決定し、前述の各参加国からは少なくとも1団体が選出される。



イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オーストラリア、南アフリカの7カ国における小規模な非政府または非営利の自然保護団体や人道支援団体をサポート


それぞれ10万ポンド(約2000万円)の支援金や、ディフェンダーの車両一台、専門家によるメンターシップが授与され、総額100万ポンド(約1億9000万円)以上となる支援が提供される

 最終選考に進む56団体は、各国から以下のカテゴリごとにふたつのプロジェクトが選ばることになる。


・Wild:絶滅危惧種の保護・保全(Defenders of the Wild)


規模を問わず、絶滅の危機に瀕した種の保護を目的としたプロジェクトが対象。イタリアやドイツのアルプストガリネズミから南アフリカのハゲワシまで、あらゆる在来種の保護を支援するプロジェクトなど


・Humanity:社会的弱者の支援(Defenders of Humanity)


困窮している人々や地域社会を支援するプロジェクトが対象。 脆弱な地域社会の繁栄を支援し、危機がいつどこで発生しても、その準備、対応、復旧ができるようにサポートするプロジェクトなど


・Land:環境保護・保全・再生(Defenders of the Land)


重要な生態系の保護に尽力するプロジェクトが対象。 英国の湿原からオーストラリアの熱帯雨林まで、世界で最も脆弱な景観の一部を保護・再生するプロジェクトなど


・Sea:海洋種・沿岸環境の保全・回復(Defenders of the Sea)


海洋および沿岸の生物と、それらの生物が依存する生態系を支援するプロジェクトが対象。フランスにおける水質汚染から日本の持続不可能な漁業慣行まで、海洋生物と沿岸地域社会に影響を及ぼす多くの課題に取り組むプロジェクトなど


 日本からは、一般社団法人マナティー研究所の菊池夢美氏、コミュニティプラットフォーム『イレヴンスアワー』創設者の深本南氏、内閣府ムーンショットアンバサダーで『WIRED』日本版編集長の松島倫明氏、そして株式会社セイタロウデザイン代表の山崎晴太郎氏がパネリストを務め、各カテゴリで2団体、計8団体を選出するための審査が実施される。


 このディフェンダー・アワーズへの応募は1団体につき1回限りとなり、2025年4月15日(火)11時より応募開始に。締め切りは2025年6月17日(火)8時59分で、詳細は下記サイトにて閲覧可能となっている。


●『DEFENDER AWARDS』応募詳細:https://www.landrover.co.jp/defender/defender-awards/index.html
●パネリスト詳細:https://www.landrover.co.jp/defender/defender-awards/panelist-for-japan.html



初回の今回は最終選考に残った56団体のなかから7団体を決定し、前述の各参加国からは少なくとも1団体が選出される


日本からは、菊池夢美氏(左上)、深本南氏(右上)、松島倫明氏(左下)、そして山崎晴太郎氏の4名がパネリストを務める

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