【阪神】佐藤輝明の“勝負強さ”に磨き 打率低調も本塁打・打点で「タイトルホルダー」ふたりを阻む存在となるのか

2024年4月22日(月)15時30分 ココカラネクスト

佐藤輝明の勝負強さに磨きがかかっている(C)産経新聞社

 昨季の王者・阪神が今季初めて首位に浮上した。4月21日の中日戦(甲子園)で、3-0の降雨コールドで勝利。チームは4位で迎えた同14日の中日戦(バンテリンドーム)から1分けを挟んで6連勝と波に乗っている。

 その立役者となったのが、この日も「5番・三塁」で出場した佐藤輝明だ。0-0の両チーム無得点で迎えた6回二死一・二塁の場面、フルカウントから中日・松葉貴大の8球目スライダーを右翼席へ運ぶ3号3ランを放った。

【動画】雨を切り裂いた!佐藤輝明が決勝の3号3ランを放ったシーン

 その後、試合前から降りついた雨でコンディションは悪化。7回表が終了したところでコールドゲームとなった。

 佐藤輝は打率.218と低調だが、今季の本塁打3本がすべて決勝弾となっており、得点圏打率もスタメンでチームトップの.389と勝負強さが際立っている。

 4月18日の巨人戦(甲子園)では、延長10回無死満塁の好機で、巨人の守護神・大勢の155キロ直球に食らいつき右前へ運ぶサヨナラ安打で試合を決めた。

 昨季は.273という得点圏打率だったが、現在は3割後半の数字を叩き出しており、その勝負強さに磨きがかかっている。

 個人成績で佐藤輝は、本塁打4本と並んでいるヤクルトの村上宗隆とホセ・オスナ、チームメイトの森下翔太を1本差で追う3本塁打。打点では巨人の岡本和真らより1打点多い14打点でリーグトップに立っている。

 シーズンはまだ先が長いが、今後の佐藤輝の調子次第で打撃部門に変化が生まれそうだ。特に、佐藤輝が村上と岡本の「タイトルホルダー」ふたりを阻む存在となり得るかどうか注目だ。

 開幕からなかなか調子の上がらなかった打撃に、守備でも痛いミスを犯していた佐藤輝だが、チームの調子とともに状態は上向きになってきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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