「オオタニは『有罪だ』って!」エ軍専門記者の投稿が波紋 大谷翔平を“悪役”にする指摘に反発の声「なぜ足を引っ張る」

2024年4月22日(月)6時0分 ココカラネクスト

水原容疑者との関係を絶ち、新たな歩みを始めた大谷。しかし、騒動の余波は今も続いている。(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)に飛んだ思わぬ指摘が波紋を広げた。

 クローズアップされたのは、現地時間4月11日に元専属通訳であった水原一平容疑者が銀行詐欺の疑いで訴追されたスキャンダルだ。この一件で大谷は「ギャンブル依存症だった」という同容疑者から1600万ドル(約24億5000万円)を不正に盗用される被害に遭っていた。

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 すでに米連邦捜査局からも「ショウヘイ・オオタニは被害者である」と公表された。にもかかわらず、被害者である大谷に対する疑義は完全には晴れていない。約2年あまりで、約1万9000回の賭けを行ない、純損失4070万ドル(約62億2710万円)を計上していた水原容疑者の違法賭博を認知していなかったとする同選手側を「事件に関与したではないか」とする声はいまだに尽きない。

 そうしたなかで、古巣のファンサイトからも思わぬ噂が流された。エンゼルスの専門サイト『Angels Win』を運営するチャック・リヒター記者は自身のXで「アハハ。名前は伏せておくけど、引退したNBAのスター選手に会ったばかりだ。とにかく彼は、『オオタニは怪しくて有罪だ』って言っていたよ」とほのめかしたのである。

 リヒター記者としては、単なる冗談のつもりだったのだろう。しかし、根拠のない情報で、大谷を“悪役”に仕立てあげるような投稿は、多くの野球ファン、ひいてはエンゼルス・ファンからも反発を招いた。同記者の投稿には「なぜ彼の足を引っ張るんだ」「こういう裏切られた恋人のような振る舞いにはうんざりだ」「こういうエンゼルス側の反応は哀れだ」「くだらない陰謀論なんかやめろ」といった否定的な意見が殺到した。

 すでに公正な捜査の下に潔白が証明されている以上、話題性を重視した“陰謀論”は言語道断である。だが、騒動が尾を引くような現状は、皮肉にも世界的なスーパースターの宿命なのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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