東京は「すべてが特別」　ド軍左腕が振り返った日本企業の社長との特別対面「正直言って、僕にとっては一生に一度の経験だ」

今春に来日し、貴重な経験をしていたバンダ。(C)Getty Images

　滞在期間はわずか6日間。しかし、貴重な来日はドジャース左腕にとって、ある意味で衝撃的な経験となったようだ。

　現地時間4月17日にドジャースは、公式YouTubeで「ドジャースの休日—東京、日本」と題する動画を公開。3月に行われたMLBの開幕シリーズで来日した際のチームの様子をまとめた。その中で「一生に一度の経験のように感じるね」と喜びを口にしたのは、アンソニー・バンダだ。

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　3月13日の来日からドジャースが日本に滞在したのは、わずか6日間。その間に計4試合をこなした選手たちに与えられた“自由時間”は限られていたはずだが、31歳の左腕リリーバーにとっては貴重なものとなった。

　来日前に「日本は特別」と語っていたバンダが訪れたのは、東京・六本木にある「株式会社ポケモン」の本社。「子どものころから大ファンだった」という人気アニメのぬいぐるみたちを前にとびきりの笑顔を見せた31歳は、同社の石原恒和社長とも対面し、憧れの人物から自前のポケモンカードにサインをもらったことを報告。さらに満足げにこう振り返っている。

「彼はすべてのものにサインをしてくれた。正直言って、これはかなり、かなり特別だと思うね。少なくとも僕にとっては一生に一度の経験のように感じるよ」

　来日期間中には地元放送局『Sports Net LA』のインタビューで「日本に来て一番よかったことは？」と問われ、「簡単に答えると『全部』だ」と答えていたバンダ。「街もいたるところが綺麗で、みんな親切で気前がいい。この街のすべてが特別だと感じる」とも熱弁をふるっていた名リリーバーは、愛する子どもたちへのプレゼント用のポケモングッズも大量購入。動画内では終始、笑顔を見せ続けた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]