神童ヤマル、“スポーツ界のアカデミー賞”の最優秀成長選手賞に輝く！…サッカー界から2年連続の選出

　バルセロナは21日、スペイン代表FWラミン・ヤマルがローレウス世界スポーツ賞の年間最優秀成長選手賞を受賞したことを発表した。

　ローレウス世界スポーツ賞は、各年に世界のスポーツ各分野にて活躍した個人および団体を選出して称えるものであり、“スポーツ界のアカデミー賞”とも呼ばれている。2000年から現在に至るまで毎年実施されており、男女の年間最優秀選手や年間最優秀チーム、年間最優秀成長選手賞など合計8部門で構成。サッカー界からは過去にインテル・マイアミ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが受賞している。

　そんな映えある賞に輝いたのがバルセロナが誇る“神童”ヤマル。サッカー界からの年間最優秀成長選手賞への選出は、昨年のレアル・マドリード所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムに続いて2年連続となる。ヤマルの他には、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げたレヴァークーゼンや陸上のジュリアン・アルフレッド、競泳のサマー・マッキントッシュ、陸上のレツィレ・テボゴ、バスケットボールのビクター・ウェンバンヤマがノミネートされていた。

　2007年7月13日生まれで現在17歳のヤマルはバルセロナの下部組織出身で、クラブの“レジェンド”シャビ・エルナンデス氏の下、15歳でトップチームデビューを飾った。バルセロナとスペイン代表の主軸に成長し、昨年はEURO2024制覇に大きく貢献。同大会の最優秀若手選手賞に輝いたほか、“若手版バロンドール”の異名で知られるコパ・トロフィー、ゴールデンボーイ賞も受賞した。今シーズンはここまで公式戦46試合で14ゴール22アシストをマークするなど、ハンジ・フリック監督率いるチームの中心選手として活躍している。

　ローレウス世界スポーツ賞の授賞式は現地時間21日にマドリードで開催されたが、ヤマルは翌日に控えるラ・リーガ第33節マジョルカ戦に向けた準備のため欠席している。


【公式発表】神童ヤマルが“スポーツ界のアカデミー賞”に輝く！