クビアトがフェラーリでの初テストを終了。2018年はレース活動を控え、開発作業に集中へ

2018年4月23日(月)8時25分 AUTOSPORT web

 今年フェラーリF1の開発ドライバーとなったダニール・クビアトが初めて公式テストに参加、ピレリのウエットタイヤの開発作業を行った。


 F1タイヤサプライヤーのピレリは、シーズンを通して、全10チームの協力のもとでタイヤ開発テストを行っていく。19日、20日にはフェラーリがフィオラノにおいてウエットタイヤのテストを行い、初日にはジュニアドライバーのアントニオ・ジョビナッツィ、2日目にクビアトが起用された。


 クビアトはSF71Hで初めて走行、人工的にウエットコンディションが作られたコースでフルウエットタイヤのテストに取り組み、118周を走りこんだ。


 昨年終盤にトロロッソのシートを失い、レッドブル傘下から離れたクビアトは、今年、フェラーリF1の開発ドライバーに就任した。F1 Todayによると、フェラーリは、今年彼が何らかのレース活動を行うかどうかを聞かれ「現在彼は、シミュレーターでの作業に完全に集中している」と答え、当面開発ドライバーの仕事に専念すると示唆したということだ。




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