神戸元監督招へい報道も!小田裕太郎をハーツ暫定監督評価「英語習得で…」

2023年4月23日(日)8時12分 FOOTBALL TRIBE

小田裕太郎 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸に在籍していたFW小田裕太郎が、スコットランド1部ハーツで監督交代をきっかけにチャンスを掴みかけている。同選手は22日のリーグ戦で先発出場すると、ハーツのスティーブン・ネイスミス監督から高い評価を受けている。


 小田は今年1月には神戸からハーツへ完全移籍しているが、スコットランド1部リーグ戦では途中出場5試合、スタメン出場1試合のとどまっており、直近2試合で出場機会がなかった。しかし22日のロス・カウンティ戦では右サイドハーフでフル出場。何度もゴール前に迫ると、59分にはゴールに関与。チームも6-1で勝利している。


 一方でハーツは2月以降のリーグ戦で2勝6敗と黒星が先行すると、今月9日にロビー・ニールソン監督を解任。ネイスミス氏を今季終了後までの暫定指揮官として招へいしている。


 そのネイスミス暫定監督は小田の成長ぶりを絶賛。英公共放送局『BBC』のインタビューで、ロス・カウンティ戦で同選手をスタメン起用した理由を聞かれると、「ここ2週間にわたり小田と多くの時間を過ごしてきた。彼は英語を習得してチームに溶け込むことに重きを置いているが、その成果が現れている」


 「先週のトレーニングでは、本当に良いパフォーマンスを見せてくれた。彼は攻撃面で素晴らしいクオリティを兼ね備えているし、対戦相手に問題を引き起こせると思ったんだ」と語っている。


 なお英紙『エジンバラ・イブニングニュース』の報道によると、神戸元指揮官のトルステン・フィンク氏が来季からハーツを率いる可能性があるとのこと。スコットランド1部上位6クラブによるプレーオフを前に小田はネイスミス暫定監督のもとで評価を高めているが、神戸時代にJ1リーグデビューへ導いたフィンク氏の監督就任となれば、さらなる序列上昇が見込まれる。

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