柏レイソル垣田裕暉ハンドの他にも…湘南戦・大橋侑祐主審の判定に批判続々
2025年4月23日(水)15時2分 FOOTBALL TRIBE

明治安田J1リーグ第11節の湘南ベルマーレ対柏レイソルが4月20日に開催。ハンドの判定によるFW垣田裕暉(柏)のゴール取り消しが話題を呼んでいる一方で、MF熊坂光希(柏)とFW福田翔生(湘南)の接触シーンにおける大橋侑祐主審のジャッジも議論の対象になっているようだ。
0-0で迎えた前半途中、ボールを保持していた熊坂に対して福田が後方からスライディングタックル。この時、福田の右足が熊坂の足に当たると、熊坂は転倒。大橋主審は柏にフリーキックを与えたが、福田にカードを提示することはなかった。
Xでは、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像から当該シーンを切り取った動画が拡散。福田のスライディングタックルが危険行為に当たると認識したサポーター等からは、ノーカードという大橋主審のジャッジに対する批判が相次いでいるほか、同主審への誹謗中傷コメントも湧き起こっている。
また、このシーンではホイッスルが吹かれた後に福田が不満げな表情を覗かせていた。この福田の振る舞いに対しても、一部では否定的な意見が噴出。誹謗中傷と解釈可能なコメントも散見されるなど、ファウルを巡り議論が白熱している。
なお、この試合では0-0で迎えた前半44分、垣田が敵陣でDF舘幸希(湘南)と競り合いながら、ボールを収めると、ペナルティエリアからの浮き球のシュートでゴールネットを揺らした。しかし、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)が介入すると、大橋主審はオンフィールドレビュー(OFR)の末、垣田にハンドがあったとジャッジ。湘南のフリーキックで再開された。
DAZNの中継映像では、両選手が競り合う際、舘が垣田の左肩を右手で引っ張っているように見えるほか、ボールが垣田の肩に当たっているようにも見えるだけに、このジャッジに対する異論も相次いでいる状況だ。
複数のジャッジで批判を浴びている大橋主審。不満をぶつけるファン・サポーターの気持ちに理解を示す声が多い一方、Jリーグは誹謗中傷行為に対して法的措置を含め厳正に対処する姿勢を打ち出しているだけに、過激なワードを用いた投稿が法的措置の対象となる可能性は十分考えられる。