カンボジア代表の元キャプテンが24歳で交通事故死。本田圭佑「死ぬには若すぎる」

2025年4月23日(水)16時0分 FOOTBALL TRIBE

カンボジア国旗 写真:Getty Images

 カンボジアの英字新聞『Phnom Penh Post(プノンペン・ポスト)』によると、カンボジア1部ビサカFC所属のDFテス・サンバス(24歳)が4月20日夜、同国の首都プノンペンでバイクを運転中に川に転落して死亡。死因は溺死と見られる。同選手はカンボジア代表でキャプテンを務めたこともある期待の若手センターバックだった。


 所属クラブのビサカFCは4月21日に彼の死亡を発表し、「サンバスの訃報に衝撃を受けています。我々はカンボジアサッカー界の才能あるタレントを失い、深い悲しみに沈んでいます。故人の逝去を悼み、心からお悔やみを申し上げます」とコメントした。


 サンバスはバティ国立フットボールユースアカデミー出身。2018年に名門ボーウング・ケットFCでプロデビューを飾り、2021年にビサカFCに移籍した。同世代では最も優れたディフェンダーの1人とされ、判断力と対人の強さが高く評価されていた。


 世代別のカンボジア代表としても活躍し、2021年にフル代表デビュー。代表では16試合に出場し、2020年と2022年のAFF三菱電機カップ(現ASEAN三菱電機カップ)に出場したが、怪我のためこの2年間は代表から遠ざかっていた。


 サンバスの訃報を受け、国内外から哀悼のコメントが多数寄せられている。2018年から2023年までカンボジア代表の実質的な監督を務めた本田圭佑氏は「サンバス、死ぬには若すぎる…、まだ信じられない」とコメント。


 ボーウング・ケット時代のチームメイトである元カンボジア代表FWチャン・ワタナカ(元藤枝MYFC)は、「突然の別れで何も言葉が出てこない。まだ受け入れられない。友よ安らかに眠れ」と投稿した。

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