中盤の活性化目指すレアル、ニューカッスルMFトナーリに興味？

　レアル・マドリード（スペイン1部）は20日に行われたラ・リーガ第32節でアスレティック・ビルバオ（同1部）と対戦。苦戦していたなかで、後半アディショナルタイムにウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが決勝ゴールを記録して1-0で勝利した。

　逆転でのラ・リーガ優勝に向けて望みを繋いだマドリードだが、今夏に中盤の補強を目指していると、スペイン『fichajes』が報道。現在39歳のクロアチア代表MFルカ・モドリッチは今季限りで契約満了となる予定であり、昨季限りで元ドイツ代表MFのトニ・クロースが現役を引退してしまったことから中盤を活性化する必要があると考えているようだ。

　そのなかで、マドリードはニューカッスル・ユナイテッド（イングランド1部）に所属するイタリア代表MFサンドロ・トナーリ（24）の獲得に興味を示している模様。ニューカッスルは2028年夏まで契約を結んでいる同選手に移籍金8000万ユーロ（約129億8,000万円）を求める方針だという。

　トナーリは2023年夏にミラン（イタリア1部）からニューカッスルへ加入。初年度の昨季は賭博違反で10ヶ月の出場停止処分を受けたが、今季は豊富な運動量と高水準のパス精度を武器にここまでの公式戦40試合に出場して5ゴール3アシストを記録しており、クラブのタイトル獲得にも貢献した。

　ただ、イタリア代表MFには若手選手が多い中盤で安定感をもたらすことのできる選手を探しているバルセロナと、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの退団が決定しているマンチェスター・シティ（イングランド1部）も目を光らせているとのこと。選手本人は新たな挑戦に前向きではあるようだが、果たして。