ウォルシュが思う横浜FMサポーターの特徴「ミスしても…」ベルギーと比較も
2025年4月23日(水)11時10分 FOOTBALL TRIBE

横浜F・マリノス所属であり、帰化選手のインドネシア代表DFサンディ・ウォルシュが、Jリーグの特徴についてベルギー1部リーグと比較しながら持論を展開。横浜FMサポーターの特徴にも言及している。
インドネシア通信事業者『インドサット』のYouTubeチャンネルでは、4月下旬にウォルシュのインタビュー動画が公開。かつてベルギー1部リーグでプレーしていた同選手は、両国のサッカーの特徴について「日本のサッカーの質はとても高い一方、ベルギーはフィジカルのレベルが少し高い。個人的な意見だけど、Jリーグはロングボールやパスなど、ベルギーよりもサッカーっぽい」と語ると、日本のスタジアムやサポーターの雰囲気についてこうコメントした。
「日本のスタジアムの応援は素晴らしい。サポーターはッカーが大好きで、とてもポジティブだ。妻がサンフレッチェ広島戦をスタジアムで観戦していたけど、両チームのファンが隣同士に座っていたし、何も問題なかったんだ。とても特別だね」
「ベルギーだと、良いパスが出ないとサポーターから怒鳴られる。日本だともっと選手のモチベーションを上げるための応援をしてくれる。今はJリーグで最も規模の大きなクラブでプレーしているから、もちろんプレッシャーはある。ただ、サポーターのポジティブなエネルギーが、プレッシャーに打ち勝つための後押しになっているよ。ミスしても応援してくれるし、そういう点でインドネシアと似ているからとても幸せだよ」
横浜FMはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)アル・ナスル戦を前に、J1リーグで最下位に低迷。スティーブ・ホランド監督が解任されるなど、チーム状況は芳しくない。それでも横浜FMサポーターはブーイングではなく声援で後押し。サポーターのメッセージは、ベルギーからやって来たインドネシア代表DFにも伝わっているようだ。