FC東京から海外挑戦。ヘント退団報道・渡辺剛の現状とは「探す必要がある」

2025年4月23日(水)6時3分 FOOTBALL TRIBE

渡辺剛 写真:Getty Images

 FC東京から海外挑戦したベルギー1部KAAヘント所属DF渡辺剛は、2024/25シーズン終了後の移籍が既定路線とみられる。FIFAワールドカップ北中米大会での日本代表入りを目指しているとみられるが、その渡辺の去就に現地メディアが注目している。


 ベルギー紙『Het Nieuwsblad』は4月22日、ヘント所属選手の去就を特集。ユーゴ・ガンボルら複数選手が余剰戦力となっている現状に触れつつも、「(人員整理の対象である)彼らを放出して、どれだけ資金を得られるか疑問」と指摘。構想外扱いを受けている複数選手の合計市場価値が1,150万ユーロ(約18億6,000万円)であることを伝えている。


 その上で、ヘントに1,150万ユーロ以上の補強予算を確保する必要があることをリポート。「渡辺をはじめ主力選手については、有利な契約を探す必要がある」と、現時点で好条件のオファー待ちであることもあわせて伝えるとともに、「ヘントは21日のクラブ・ブルッヘ戦で0-5と大敗を喫した。再び優勝争いするためには、大幅な血の入れ替えが必要だ」と主張している。


 2027年6月まで契約を残している渡辺の去就を巡っては、ベルギーメディア『Voetbal』は4月中旬に「ステップアップ移籍の準備が完了」と、ヘント退団がほぼ確実である現状をリポート。これによると、同選手はステップアップ移籍を望んでおり、クラブも市場価値の900万ユーロ(約14億円)を上回る移籍金での放出に前向きだという。


 コルトレイク時代の2022/23シーズンにベルギー1部リーグ全試合でフィールドプレーヤー唯一のフルタイム出場を達成するなど、ベルギー1部リーグで実績を積み重ねてきた渡辺。本人は2023年6月のヘント加入会見の際に、将来的なブンデスリーガ移籍や日本代表復帰への思いを語っていたが、果たして欧州5大リーグ挑戦は実現するのだろうか。

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