長友佑都、日本代表復帰の裏側とは?元FC東京監督「すでに引退していたが…」

2025年4月23日(水)5時41分 FOOTBALL TRIBE

長友佑都 写真:Getty Images

 FC東京所属DF長友佑都は精神的支柱として、日本代表のFIFAワールドカップ北中米大会出場権獲得に貢献。5度目のW杯出場を狙っているが、その長友代表復帰の裏側を、元清水エスパルス、モンテディオ山形、FC東京の監督であるピーター・クラモフスキー氏(現マレーシア代表監督)が明かしている。


 マレーシア紙『スター』で4月22日に掲載されたインタビュー記事によると、クラモフスキー氏は長友との関わりについて「2023年、私はFC東京の監督を務めた時、長友はすでに代表から引退していた。だが、私やコーチングスタッフと数回にわたる面談を経て、彼は代表復帰を決意したんだ」と回想。「36歳で日本代表に復帰し、39歳の今、次のワールドカップに向けて準備している」と語ったという。


 横浜F・マリノス時代にアンジェ・ポステコグルー監督のもとコーチを務めるなど、日本サッカー界での経験が豊富なクラモフスキー氏。Jリーグの特徴については「Jリーグでは(選手間の)競争が激しい。試合のメンバーに入るだけでも日々の戦いだ。非常に厳しく、つねに挑戦を続ける必要がある。その挑戦が選手を成長させるのだ」と、レベルの高さに言及している。


 インテル、ガラタサライ、オリンピック・マルセイユと、欧州強豪クラブを渡り歩き、2021年にFC東京へ復帰した長友。2022年のカタールW杯でベスト16入りを果たした後、しばらく代表に招集されていなかったが、2024年3月の北中米W杯アジア最終予選・北朝鮮戦で復帰。出場機会こそ少ないものの、経験豊富なベテラン選手としてMF久保建英(レアル・ソシエダ)ら20代の選手をサポートしている。


 周囲で賛否含めて様々な意見が上がっている長友の招集。その裏では、クラモフスキー元監督が同選手のさらなるキャリアの前進を後押ししていたようだ。

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