巨人・坂本勇人、18年ぶり2軍遠征でマルチ…復活の兆しも「もう少し、強い打球が…」

2025年4月23日(水)6時20分 スポーツ報知

7回無死、右前に安打を放つ坂本勇人(カメラ・堺 恒志)

◆イースタン・リーグ 楽天2—3巨人(22日・楽天モバイル)

 巨人の坂本勇人内野手(36)が22日のイースタン・楽天戦で2安打を放ち、仙台で復活の兆しを見せた。4回2死、林の129キロ変化球を中前安打。7回先頭ではターリーの153キロ直球を右前に運んだ。「ヒットが出ているのはいいこと。そこは継続したい」と、プラスに捉えていた。

 坂本は今季、長嶋茂雄終身名誉監督に並ぶ17度目の開幕スタメンに名を連ねたが、11試合で打率1割2分9厘と低迷。15日の練習前、阿部監督に2軍再調整を直訴し抹消となった。ファームでのテーマを問われ「まだ明確に何をしたらいいかって分かっていないから2軍に来ている」と試行錯誤しながら復活への道を模索している。2安打を放っても「(課題は)いっぱいありすぎて。もう少し、強い打球が出てきてほしいなと正直思う」と、まだ現状には満足していない。

 昨年も6月末から約2週間、ファームで調整。「前回は振り込んだり走り込んだ。今回は打席にも立ちながら。打ち方もいろいろ試したりもしている」。実戦機会を求め、ルーキーイヤー以来、18年ぶりの2軍の遠征に参加した。

 2軍戦は18日の西武戦から出場し、4試合連続安打。12打数5安打で打率は4割1分7厘。1軍の試合をテレビで見て「あそこで野球しないとダメだなって。何とかもう一度、活躍できるように」と心の内を明かしていた背番号6。1軍に戻るためにがむしゃらにプレーを続ける。(臼井 恭香)

スポーツ報知

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