ソフトバンク・浜口遥大 国指定の難病・黄色靱帯骨化症の手術
2025年4月23日(水)21時14分 スポーツニッポン
ソフトバンクは23日、浜口遥大投手(30)が尼崎市内の病院で胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症にともなう除去手術を受けたことを発表した。
脊髄の後ろにある椎弓と呼ばれる部分を上下につなぐ黄色靱帯が骨化して、脊柱管内の脊髄を圧迫する病気だ。原因は不明で国指定の難病となっている。
三森哲司メディカルコーディネーター(46)は「胸椎の黄色靱帯骨化症ということが分かっていまして、そこの経過を踏まえて手術を行うことになりました」と説明した。
16年ドラフト1位でDeNAに入団した。1年目の17年に10勝を挙げるなど、通算44勝46敗、防御率3・76。トレードにより今季からソフトバンクに加わった。ここまではウエスタン・リーグで5試合に投げて1勝1セーブ、防御率1・35をマークしていた。
元ソフトバンクの大隣(現・ロッテ2軍投手コーチ)や、中日・福、DeNA・三嶋、ロッテ・岩下などが術後に復帰して白星を挙げている。
浜口は4月16日には佐賀市内の病院で左肘関節炎にともなうクリーニング術も受けた。並行してリハビリを行っていき復活を目指す。