ホンダと鈴鹿がF1日本GPに向け会見。タイトルスポンサーに就任し『Honda F1日本グランプリ』に

2021年4月24日(土)12時16分 AUTOSPORT web

 4月24日、NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースが開催されている鈴鹿サーキットで、ホンダと鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドが『F1日本グランプリについての報告会見』を開催し、2021年はホンダが大会のタイトルスポンサーとなり、レース名も『Honda F1日本グランプリレース』になると発表した。


 2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催することができなかったF1日本グランプリ。2021年に向けては、現段階で10月8〜10日に第17戦として予定されている。アルファタウリ・ホンダから初のF1シーズンを戦っている角田裕毅の凱旋レースであり、2020年限りで参戦を終える予定となるホンダにとっては最後のF1日本グランプリとなる。


 そんな日本グランプリに向け、4月24日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦/全日本ロードレース第2戦が開催されている鈴鹿サーキットで、本田技研工業ブランドコミュニケーション本部の渡辺康治本部長、新たに4月から就任した長井昌也モータースポーツ部長、モビリティランドの田中薫代表取締役社長が出席し、『F1日本グランプリについての報告会見』と題した記者会見が行われた。


 まず挨拶した渡辺本部長は、現在のホンダのモータースポーツ活動の二輪、四輪について報告。「今年も新型コロナウイルス感染症が世界で拡大しているなか、2021年はリアルなイベント開催が厳しい状況にありますが、モータースポーツに関わる皆さまのご尽力、医療従事者の皆さまの協力があり、レースが開催できています。感謝しています」と語った。


「F1では、第2戦でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が難しい状況のなか、今季初優勝を飾り、タイトルに向けて良い結果を残せたと思います。またアルファタウリ・ホンダの角田選手も、開幕からポイントを獲っており、入賞圏内をうかがう走りをみせてくれています」と渡辺本部長。


 その後「ご報告がございます」として、渡辺本部長からホンダのF1日本グランプリへのタイトルスポンサー就任が発表された。レース名称は『Honda F1日本グランプリレース』となる。


「ホンダにとってF1最終年となる今年、これまでの皆さんへの感謝の意を示すととともに、より一層のレース振興のために大会のタイトルスポンサーを務めさせていただきます。また角田選手にとっての初めての母国グランプリで、レッドブル、アルファタウリとも最高のパフォーマンスが示せるようバックアップしていきたいと思います」


 またモビリティランドの田中社長は、2022年以降のF1日本グランプリ開催について、2022年から2024年までの開催契約締結を結んだと発表した。「今後も世界中のファンに愛される鈴鹿であり続けていきたい」と田中社長は語った。


 チケットについては、「いかんせん新型コロナウイルスの影響がありますが、ファンの皆様に安心、安全にご観戦いただけるよう準備をしておりますので、今しばらくお待ちいただければ」と田中社長は語っている。

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