吉田正尚の「1イニング2本塁打」はMLB史上「61年ぶり4人目」の快挙!球団史上はオルティス以来、15年ぶり

2023年4月24日(月)13時17分 ココカラネクスト

圧巻の1イニング2本塁打。吉田のバットが火を噴いた(C)Getty Images

 レッドソックスの吉田正尚は現地4月23日(日本時間24日)、敵地で行われたブリュワーズ戦に「4番・レフト」で先発出場し、8回に1イニング2本塁打を放つ大活躍でチームの勝利に貢献した。

 吉田のバットが火を噴いた。1点ビハインドで迎えた8回、先頭打者のジャスティン・ターナーが同点弾を放った直後の第4打席、マット・ブッシュが投じた内角のカーブを捉え、打球はあっという間にライトスダンドに到達。13試合ぶりとなる2号ソロで勝ち越しに成功。さらに、打者一巡して二死満塁のチャンスで第5打席が回ってくると、吉田は相手投手ハビー・ゲラが投げた内角のスライダーを捉え、二階席に3号グランドスラムを叩き込んだ。

【動画】「マサタカ・レーザーだ!」1イニング2本塁打の快挙を達成した吉田正尚のグランドスラムの映像

 メジャーリーグで生まれるありとあらゆるホームランのデータを集計している『Would it dong』の公式Twitterによると、吉田のグランドスラムは105・4マイル(約169・6キロ)、飛距離が407フィート(約124メートル)を記録した。ベンチに戻ると、“ダンベル・パフォーマンス”を披露し、仲間からも祝福された。

 「1イニング2本塁打」は日本人メジャー選手初となる快挙となったが、現地メディアは他にも様々な記録を紹介している。『Jared Carrabis Podcast』でホストを務めるタイラー・ミリケン氏も自身のTwitterで「マサタカ・ヨシダがレッドソックスの選手としては2008年のデビッド・オルティス以来となる1イニング2本塁打を放った」と、球団史上15年ぶり5人目の快挙であることをツイートした。

 また、米スポーツ専門局『ESPN Stats & Info』の公式Twitterも吉田の2本塁打に反応し、「マサタカ・ヨシダがルーキーで1イニングに2本のホームランを放ったのは、MLB史上4人目。1962年のジョー・ペピトーン以来となる」とツイートし、61年ぶりの快挙であることを伝えた。

 一時は21打席連続ノーヒットと苦しんでいた吉田だが、2発のホームランで完全復活を印象づけた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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