電撃昇格3戦でポイント獲得に、無念のリタイアも 重鎮が指摘した角田裕毅の“弱点”「プレッシャー時に結果を出さなくては…」

2025年4月24日(木)17時0分 ココカラネクスト

レッドブル昇格後に、常に「結果」を求められている角田。(C)Getty Images

 F1は怒涛の連戦から束の間の“休暇”に入った。

 今季第3戦となった日本GPを目前にした3月27日に、レッドブルに異例の緊急昇格を果たした角田裕毅は、凱旋となった日本GPから3戦を消化。第4戦のバーレーンGPでは9位に入ってポイントを獲得したものの、予選を最高位となる8位で決勝に進出したサウジアラビアGPはリタイアという無念の結果に終わった。

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 操作が困難となるマシン『RB21』には徐々に適応はしている。だが、本人が「プッシュしようとすると予測できないことが起きる。だから1周をうまくまとめるのがかなり難しい」と嘆くように、依然として安定感に欠けている面は否めない。

 チームとして勝ち続ける意味でも、エースのマックス・フェルスタッペンを支える角田の出来はレッドブルにとって重要となる。ゆえに重鎮幹部もさらなる成長を求めている。

 レッドブルのシニアアドバイザーを務め、チーム編成に強い影響力を持つヘルムート・マルコ博士は、米専門サイト『Motorsport.com』のインタビューで「ツノダの出来をどう見ているか。少なくとも何らかのステップを踏んでいるように見えます」と問われ、「フリー走行のようにプレッシャーがさほど高くない時のツノダは、マックス(・フェルスタッペン)から0.2〜0.3秒差だった。これは、ここまでにレッドブルのマシンを走らせてきた他のドライバーは誰もそうはなっていなかった」と力説した。

 一方で百戦錬磨の名伯楽は、角田の抱える“弱点”も論じている。

「予選では少しかかり気味だが、良いパフォーマンスを発揮し、我々に必要なポイントを獲得できる見込みがある。ただ、プレッシャーのかかった時に、結果を出さなくてはいけない」

 何より“結果”を求められるチームという特別な環境で結果を残していけるか否か。角田は今まさに真価を問われていると言っていい。

 現地時間4月23日には、レッドブルの本拠地シルバーストーンで、2023年型マシンで、「最強」の呼び声も高い『RB19』を使用したプライベートテストも実施した角田。「RB21にはない何かがわかる」と語った24歳は、マルコ博士が指摘した課題の克服と、来る5月2日に行われるマイアミGPでの上位進出に向け、ありとあらゆる準備に余念がない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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