2021年開催も「EURO2020」の名称継続が決定…「困難な時期を思い起こさせる大会に」

2020年4月24日(金)6時14分 サッカーキング

2021年夏開催となったEURO2020 [写真]=Getty Images

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 UEFA(欧州サッカー連盟)は23日、2021年夏に延期となった「EURO2020」の名称をそのまま継続することを発表した。

 UEFAは3月17日に、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今夏に開催される予定だったEURO2020を延期し、2021年6月11日から7月11日にかけて行うことを発表。その3日後の20日には「EURO2020」の大会名称や大会フォーマットを継続することを明かしていたが、直後にフライング発表だったことを認めていた。

 UEFAは「EURO2020」を継続することが決まり、「EURO60周年(1960〜2020年)を記念する大会当初のビジョンを維持できます」とコメント。名称継続の背景には、環境に配慮した理由もあるという。

「この選択は、さらなる廃棄物の発生を避け、持続可能な大会にするというUEFAの公約に沿ったものです。大会延期が決まるまでに、大会名が入った素材がすでに大量に制作されています。大会名称の変更は、そのようなアイテムの廃棄や再生産につながります」

 さらに新型コロナウイルスによって1年間の延期を強いられたEUROが、“アフターコロナ”時代の象徴的な大会になると見ている。「新型コロナウイルスのパンデミックという異常な状況に対してサッカーファミリーが一丸となって対応したこと、そして2020年にヨーロッパや世界が乗り越えなければいけなかった困難な時期を思い起こさせる大会となるでしょう」

サッカーキング

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