錦織圭 自身のクレーのマスターズ大会開幕戦 4年ぶりの出場で1回戦突破 ツアー通算450勝

2025年4月24日(木)20時27分 スポーツ報知

錦織圭

◆男子テニス ▽マドリード・オープン(24日、スペイン・マドリード)

 元世界ランキング4位で現64位の錦織圭(ユニクロ)が、5年ぶりの出場で1回戦を突破した。同83位のアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)に6−4、3−6、6−3のフルセット勝ち。ツアー通算勝利が区切りの450勝となった。勝利後のオンコート・インタビューでは「いいプレーはできた。最初の何日間は練習で大変だったが、戻ってこられてうれしい」と話した。

 握ったブレイク・ポイントの数は、ブキッチの4本に対し、錦織は11本。チャンスは多かったが、その大事なポイントをなかなかものにできず、フルセットにもつれた。しかし、最終セットは1オールから3ゲームを連取。主導権を握り、4度目のマッチポイントでサービスエースをたたき込み、相手を突き放した。

 マドリードは、2014年には、赤土の絶対的な王者だったラファエル・ナダル(スペイン)を決勝で敗退寸前まで追い込み、自身のマスターズ初優勝に最も近づいた思い出深い大会だ。この日の勝利後も「決勝を戦ったいい思い出がある」と話した。

 錦織は、4月初旬の全米クレーコート選手権2回戦で、第1セットを1−6で失って途中棄権。それ以来の大会出場となっていた。2回戦では、同30位のデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。

スポーツ報知

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