ニッサン、新型『フェアレディZ』の価格を発表。6速MT、9速ATともに524万円から

2022年4月25日(月)19時18分 AUTOSPORT web

 日産自動車は4月25日、新型スポーツカー『フェアレディZ』における全グレードの価格を発表した。グレードは全8つ、その中でベースモデルとなる“フェアレディZ”の価格は524万1500円(税込)となっている。


 今年1月、東京オートサロン2022の会場で本邦初公開された新型ニッサン・フェアレディZ。この『Z』は、世界で180万台以上が販売され、世界中のクルマ好きとファンに愛されてきたスポーツカーの最新モデルだ。


 そのエクステリアは、“ロングノーズ・ショートデッキ”と呼ばれる伝統的な後輪駆動のスポーツカーデザインを踏襲。S30型初代フェアレディZ(S30型)をはじめとする、歴代のZへのオマージュを込めたシルエットに仕上げてられているのが特長だ。


 一方のインテリアでは、S30型の3連サブメーターとエアコン吹き出し口、コントロールスイッチ類を積み上げた操作性に優れたデザインが現代的な技法で再構築された。


 また、メーターには12.3インチカラーディスプレイによるアドバンスド・ドライブアシスト・ディスプレイを採用。ドライバーの好みに合わせて変更できる3つの表示モードが用意された。このうちZ専用のスポーツモードは、NISMOでスーパーGT GT500クラスを戦う松田次生の進言によりタコメーターを中央に配置し、シフトアップタイミングが分かるシフトアップインジケーターが設定されている。


 最新スポーツカーの心臓部には、新開発の3.0リットルV6ツインターボエンジンが鎮座する。この新エンジンは298kW(405PS)の最高出力と475Nmの最大トルクを発揮。ともに大幅なパフォーマンスアップを果たしながら、同時にシャープでスムーズなレスポンスを実現している。


 パワフルな“VR30DDTT”エンジンに組み合わされるトランスミッションは、クラッチディスクとギヤトレインが強化され、さらに新設計のシンクロナイザーシステムの採用やシフトプロファイルの変更などがなされた6速マニュアルと、新開発の9速オートマチックの2種類。後者では普段使いや高速道路でのロングドライブに最適なSTANDARDモードと、ワインディングロードなどでアグレッシブな走行を楽しみたいときに走りのポテンシャルを追求するSPORTモードを走行中に選択することが可能だ。


 そんな新型ニッサン・フェアレディZは、240台限定の特別仕様車『フェアレディZ Proto Spec』と合わせて2022年夏に発売開始となる予定。価格は524万1500〜696万6300円(税込)となっている。


■グレード別価格(税込)















































グレードエンジンミッション 駆動価格
フェアレディZVR30DDTT
3.0L V6ツインターボ
ミッション 後輪駆動
2WD
524万1500円
フェアレディZ Version S606万3200円
フェアレディZ Version ST646万2500円
フェアレディZ Proto Spec696万6300円
フェアレディZ9MT-ATx524万1500円
フェアレディZ Version T568万7000円
フェアレディZ Version ST646万2500円
フェアレディZ Proto Spec696万6300円


フェアレディZ Version ST(6MT) イカズチイエロー/スーパーブラック 2トーン
新型ニッサン・フェアレディZ アドバンスド・ドライブアシスト・ディスプレイ
新設計のMTシフトノブは握りやすさと操作性が追求された
ニッサン・フェアレディZ Version T 内装色レッド
ニッサン・フェアレディZのボディカラーは、モノトーン3色と、新色のセイランブルーとイカズチイエローを含む2トーン6色(いずれもスーパーブラックルーフ)の、合計9色

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