「五輪出場へ最大の危機」大一番の日本vsカタールを韓国メディアが展望 一方で敵指揮官は警戒「レベルの高い選手を揃えた強国」

2024年4月25日(木)17時5分 ココカラネクスト

日本にとって開催国との一戦は厳しいものになるのは間違いない。何としても勝利をものにしたいところだ(C)Getty Images

 大岩剛監督率いるU-23日本代表が、パリ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップに臨んでいる。グループステージを2位で通過して迎える決勝トーナメント、準々決勝で対戦するのは開催国のカタールだ。

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 グループステージ第3節で日本を1−0と下し、グループB首位通過でカタールとの対戦を回避した韓国のメディア『mydaily』は、ライバル国のパリ五輪出場の可能性について展望。「日韓戦に敗れ大きな悩みを抱えている」として、次のような見解を示した。

「日本が戦力面でカタールに劣るわけではないが、カタールのホームアドバンテージは無視できない。グループB首位突破し、準々決勝ではインドネシアと対戦する韓国よりも難しい道に立たされたのは事実だ。もし日本がカタールに敗れたら、オリンピック本戦出場に失敗する。最大の危機に直面したのだ。日韓戦の敗北で自尊心を傷つけられ、茨の道を歩むことになった日本が、危機を乗り越えられるか注目される」

 そして『mydaily』は「ホームで強いカタールを相手にリードを奪えなければ、様々な面で苦しくなる可能性がある」と言及。「日本としては先制点を奪い、安定した試合運びで勝利を狙う必要がある」とゲームのポイントを挙げた。

 一方、対戦相手のカタールは日本を警戒しているようだ。

 カタールメディア『AL WATAN』は「日本との試合が簡単でないことは誰もが承知している」とレポート。「日本はレベルの高い選手を揃えた強国。難しい相手だ」というイリディオ・バレ監督のコメントも紹介し、日本撃破に向けたチームの“熱気”を詳細に伝えた。

「日本戦に向けたトレーニングには熱意と高い士気が充満しており、チームメンバー全員が、五輪出場権を獲得し、長年遠ざかっていた大舞台に立つ夢を実現させたいと強く願っている。トレーニングは力強い内容で、日本チームとの対戦プランとプレービジョンを描いたセッションも含まれていた。特に守備面に注意を払い、攻撃面ではチャンスを得点に結びつける重要性を強調していた。テクニカルスタッフは、日本との対戦に臨むシステムに最後の仕上げを施し、実際の試合ではその強みをすべて押し出すことになる」

 今大会3位以内に与えられるパリ五輪出場権を獲得するには、負けられない準々決勝のカタール戦。キックオフは日本時間4月25日の23時だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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