名手の心の中で色褪せぬ「日本」 ド軍T・ヘルナンデスが惜しむ東京の思い出「彼らの野球への情熱は異次元だった」
2025年4月25日(金)17時0分 ココカラネクスト

大谷とも親交を深めるT・ヘルナンデス。彼は盟友の故郷を心底楽しんだようだ。(C)Getty Images
わずか6日間の期間でも来日の思い出は色褪せない。現地時間4月24日に放送されたMLB公式ネット局『MLB Network』の番組「Intentional Talk」にドジャースのテオスカー・ヘルナンデスが出演。そこで今春にカブスとの開幕シリーズが実施された日本遠征を振り返った。
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遠い島国で目にした世界は稀有なものだった。番組内で今年3月の来日について問われた名手は「グレートだったよ」とニンマリ。そして、日本人に対して「彼らは全員に対してリスペクトを持っているんだ。そして、彼らの野球への情熱は異次元だった」とポジティブな感想を口にした。
心底、日本にほれ込んだ様子のT・ヘルナンデス。番組では、そんな32歳には野球面における“日米の違い”について質問が飛ぶ。MCを務め、現役時代には中日と契約を結んだ経験(※その後に破算)を持つケビン・ミラー氏は「ボールは飛んだかい? あとスタジアムの違いは何か感じた?」と問いかけた。
巨人、阪神とのプレシーズンゲームで「飛ばない」とされるNPB球を打つ機会も得て、巨人戦でホームランを打っていたT・ヘルナンデスは「そうだね、僕の打った感じは(飛び方は)普通だったと思う」と持論を展開。昨今の日本球界で話題となる“投高打低”の象徴とも言えるNPB球について「MLBのボールとの違いがあるのかわからないけど、向こうでプレーした試合では普通だったね」と語った。
日本で得た刺激は、銀河系軍団を支える名手にとって人生の中の貴重な経験として刻まれている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]