サンフレッチェ広島・中村草太にACL覇者関心の噂。欧州移籍も？「STVVや…」

　U20日本代表MF中島洋太朗らとともに、サンフレッチェ広島所属の有望株として評価を高めているFW中村草太。プロ1年目ながらも、海外移籍の噂が飛び交っているようだ。

　中東方面の複数の情報筋は、「UAE1部アル・アインは広島FW中村との契約を望んでいる」「アル・アインは中村の獲得交渉を行っている」とリポート。真偽は不明だが、2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ覇者であるアル・アインには、かつてDF塩谷司（現広島）が在籍していた。

　また、海外メディア『ターゲットスカウティング』は4月はじめの時点で、中村のオフザボールの動き、スピード、プレーメイキングを高評価。「日本人選手を獲得しているシント=トロイデンVV（ベルギー1部）やハーツ（スコットランド1部）のようなクラブにステップアップできる可能性はある」と、同選手の今後を占っている。

　現在22歳の中村は、前橋育英高校や明治大学を経て、2025年に広島へ正式加入。プロ1年目はJ1リーグ公式戦でスタメン出場3試合、途中出場7試合で2ゴールをマーク。レギュラー定着には至っていないものの、スーパーサブとして存在感を発揮している。

　なお、アル・アインは2024/25シーズンのUAE1部リーグ戦22試合を終えて、首位から勝ち点19差の5位。AFCチャンピオンズリーグエリート西地区では最下位に終わった。6月のFIFAクラブワールドカップでユベントスやマンチェスター・シティといった欧州強豪クラブとの対戦を控える中、果たして日本人選手の獲得に動くことはあるのだろうか。