DeNA筒香嘉智、深刻な打撃不振...「1軍帯同」疑問の声が チームは低迷、主軸が稼動しきれず

2025年4月25日(金)13時58分 J-CASTニュース

昨年(2024年)、日本一に輝いたDeNAが苦しんでいる。

開幕3連戦は先発起用されたが

2025年4月24日の阪神戦(横浜)で逆転負けを喫し、今季初の5連敗。6勝12敗2分で今季ワースト借金6となり、3、4月の月間負け越しが決まった。

初回に牧秀悟と佐野恵太の連続適時打で2点を先制したが、7回に2番手の森原康平が中野拓夢に同点適時打、森下に勝ち越しの2ランを被弾。打線は相手を上回る11安打を放って好機を再三作ったが、2回以降は無得点と本塁が遠かった。

苦戦の要因は主軸が稼働していないことだ。

昨季の首位打者・オースティンが下半身のコンディション不良で4月6日に戦線離脱。2度の首位打者経験がある宮崎敏郎も最近5試合で17打数2安打と快音が聞かれず、打率.238まで下がっている。

昨年のシーズン途中に日本球界復帰した主砲の筒香嘉智は開幕3連戦で先発起用されるなど期待が大きかったが、16試合出場で打率.136、1本塁打、1打点。24日の阪神戦(横浜)は6回2死一、二塁の好機に代打で登場したが、岩貞祐太の直球に力のない三邪飛に倒れた。

「打球に力が伝わっていない印象があります」

スポーツ紙記者は

「筒香は上半身と下半身の動きが連動せず、打球に力が伝わっていない印象があります。打撃フォームを崩しているように見えるので、ファームで再調整した方がよいでしょう。DeNAの外野陣は梶原昂希、度会隆輝、蝦名達夫と、将来を嘱望する若手がそろっている。試合に出続けることで成長しますし、起用し続ける価値がある選手たちだと思います」

と指摘する。

25日からは首位を快走する広島を本拠地・横浜スタジアムで迎え撃つ。シーズンはまだ始まったばかりだが、これ以上借金が増えると苦しくなる。

チームの空気を変えて起爆剤になる選手が一人でも多く出てきてほしい。三浦大輔監督の本音だろう。(中町顕吾)

J-CASTニュース

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