川崎Fが5発快勝でGS首位浮上! 脇坂泰斗の鮮やかFKで先制、小林悠は2得点の活躍

2022年4月25日(月)0時54分 サッカーキング

川崎FがJDTを下した [写真]=AFC

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループI第4節が24日に行われ、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と川崎フロンターレ(日本)が対戦した。

 21日に行われた前節でも両者は対戦し、スコアレスドローに終わっていた。川崎Fは同試合から先発を6人入れ替え、中盤は脇坂泰斗、橘田健人、チャナティップの3人に。家長昭博小林悠、宮城天が3トップを形成した。

 川崎Fは14分に先制に成功する。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーを担当した脇坂はゴール左上を直接狙う。コース・勢いともに完璧な一撃は、相手GKの手を弾き飛ばしてゴールに吸い込まれた。

 31分、川崎Fがリードを広げる。右の家長がペナルティエリア手前に横パスを通すと、受けた脇坂はワンタッチでペナルティエリア右にスルーパスを供給。抜け出した山根視来がグラウンダーで折り返し、ゴール前の小林が押し込んだ。

 さらに43分、川崎Fに3点目が生まれる。家長の浮き球パスに抜け出した山根が右から折り返すと、ボックス中央の小林が巧みな右足ダイレクトボレーで合わせてゴール左下に流し込んだ。

 3点のリードで折り返した川崎Fは、試合をコントロールしながら、連戦を考慮して59分に家長と宮城、77分に脇坂と橘田健人をベンチに下げていく。そして81分、宮城と代わって投入されたマルシーニョがチームに4点目をもたらす。チャナティップがハーフウェーライン付近からファイナルサードまでボールを運び、中央で相手を引きつけて左でフリーとなったマルシーニョにラストパス。マルシーニョは狙い澄ましたコントロールショットでゴール右上隅に流し込んだ。

 88分、川崎Fがトドメの5点目を獲得する。ペナルティエリア手前でこぼれ球を回収した小塚が、ペナルティエリア左でフリーだった小林にパスを供給。小林の折り返しに合わせたマルシーニョのシュートは相手にブロックされるが、こぼれ球をチャナティップが押し込んだ。

 試合はこのまま終了し、川崎Fは2勝2分でグループ首位に浮上した。ジョホールは初黒星で2勝1分1敗となり、2位に後退した。次節は27日に行われ、川崎Fは蔚山現代(韓国)、ジョホールは広州FC(中国)と対戦する。

【スコア】
ジョホール・ダルル・タクジム 0−5 川崎フロンターレ

【得点者】
0−1 14分 脇坂泰斗(川崎F)
0−2 31分 小林悠(川崎F)
0−3 43分 小林悠(川崎F)
0−4 81分 マルシーニョ(川崎F)
0−5 88分 チャナティップ(川崎F)

【スターティングメンバー】
川崎F(4−3−3)
チョン・ソンリョン;山根視来、車屋紳太郎(87分 山村和也)、谷口彰悟、佐々木旭;脇坂泰斗(77分 小塚和季)、橘田健人(77分 塚川孝輝)、チャナティップ;家長昭博(59分 知念慶)、小林悠、宮城天(59分 マルシーニョ)

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