シュート数は8対21…パリ五輪を逃す「過去最大級の悲劇」に韓国メディアが落胆…インドネシア戦の「衝撃的なスタッツ」に「敗北は当然」

2024年4月26日(金)17時0分 ココカラネクスト

韓国はシュート数でもインドネシアに劣っていた(C)Getty Images

 4月25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準々決勝が行われ、韓国はインドネシアと対戦。延長PK戦の末に敗れ、大会を去った。

 試合は韓国が15分にミドルシュートを叩き込まれて失点したが、45分にクロスをヘッドで合わせたオム・チソンが同点弾を決める。前半アディショナルタイムにもインドネシアに得点を許して勝ち越された韓国は、83分に素早いカウンターからジョン・サンビンが同点ゴールをマーク。2−2で迎えた延長戦ではスコアが動かず、PK戦では10−11で敗れた。

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 パリ五輪出場権を逃す母国の敗戦を韓国メディアも続々と報道。落胆のレポートが相次いだ。

「カタールで残酷な結末。PK戦の末に笑ったのはインドネシアだった。絶望的な瞬間だ」(『BestEleven』)

「過去最大級の悲劇。40年ぶりにオリンピックに行けないとは誰が予想しただろうか。いつも格下と思われていた東南アジアのチームに負けたショックは大きい。大韓サッカー協会がどのように責任を負い、改善の意志を示すか。今のような態度が繰り返されれば、連続してオリンピックの本戦に行けないだろう」(『InterFootball』)

「低迷していた韓国サッカーは、U-23代表チームでさえ40年ぶりにオリンピック出場権を逃す結果となった。インドネシアとはまだ差が大きいが、準備の過程で韓国が安易だったのは事実だ。今や韓国はもはやアジアの強豪ではない。中東と東南アジア諸国は、確かな戦略を持ち、長い時間をかけてサッカー代表チームを強化し始めた。 しかし、韓国は積み上げてきたすべての成果を崩した。韓国サッカーを安易に考えた責任者たちが作った結果だ」(『FourFourTwo』)

 より詳細にインドネシア戦を分析した韓国メディア『Edaily』は、母国の試合内容にも愕然としていた。

「シュート数は8対21、ボール支配率47%対53%。これは世界的な強豪と対戦して出た記録ではない。FIFAランキング134位のインドネシアとの対戦での記録は、衝撃的な数字だ。スタッツを見れば、敗退は当然の結果だ。単に運が悪くて負けたわけではない。アジアで格下と評価されていたチームに結果も内容も完敗。これは韓国サッカーの根本的な問題が深刻であることを示す」

 インドネシア戦の敗戦を報じる記事のなかには、韓国サッカー界の改革を求める言及が多かった。なかでも『Edaily』は「韓国サッカーの現実を冷静に振り返り、問題解決のための努力をしなければ、『アジアの猫』に転落するのは時間の問題」と痛烈に批判。それだけ、危機感を募らせるべき負け方だった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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