「ヨシダに何が起きている?」4試合連続スタメン外の吉田正尚 起用法を米メディアが疑問視 トレード放出には「多額の資金を費やすことになる」

2024年4月26日(金)16時0分 ココカラネクスト

守備を不安視される吉田。DHとしてのスタメン出場も減っており、正念場を迎えている(C)Getty Images

 レッドソックスの吉田正尚はここ4試合連続でスタメンから外れている。現地時間4月20日(日本時間21日)のパイレーツ戦で2号2ランを放つなど3安打を記録し4‐2の勝利に貢献したものの、翌日から先発の座を離れた。

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 その後、敵地でのガーディアンズ戦2試合で代打出場しており、現地時間4月25日(同26日)のゲームでは5回に打席に立つも、投ゴロに倒れた。

 メジャー2年目の今季、吉田は開幕前より外野守備が不安視されており、指名打者での出場が続いていた。ここ10試合中6試合でスタメンから外れており、こうした起用法の変更について、また指揮官のコメントも“不可解”であるとして、米国内で疑問視する声が伝えられている。

 スポーツメディア『FanNation Fastball』では現地時間4月25日(同26日)に「ボストン・レッドソックスとマサタカ・ヨシダに何が起きているのか?」と銘打ったトピックを配信した。

 その中で、レッドソックスのアレックス・コーラ監督が吉田の現状について「彼は日常的なDHだ。大したことではない」「2人のDHを置くことはできない。私はそうしたい。3人いればいいんだけどね」などと語ったコメントを紹介しており、さらに同メディアは「4月17日以来2試合しか先発出場していない」と振り返るとともに、吉田の起用法について見解を並べている。また、「彼は、メジャー1年目の昨シーズン、打率.289を記録した有用な選手だ」と評価し、その一方で「守備力には明らかに問題がある。それは痛いほど明らかだ」と吉田の外野守備スキルに言及。トレード要員としての可能性も指摘するも、「もしソックスがヨシダを移籍させるなら、そのために多額の資金を費やすことになるだろう」など高年俸がネックになると主張している。

 他にも、チーム全体について「オフシーズンのロースターの組み立てが悪かった。このチームには外野手タイプがあふれている」と問題点を挙げた。加えて、トレバー・ストーリーやトリストン・カサスといった主力が故障に見舞われながらも、吉田の出番が減っていることも踏まえ、「彼のバットをラインアップに加える方法を見つけることはできないのだろうか?」と論じている。

 果たして今後も、背番号7はベンチを暖める機会が増えていくのか。指揮官の意図も読めない中、その起用法が注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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