MFギマランイスの去就に注目も…契約解除条項が有効なのは約1カ月のみ?

2024年4月26日(金)16時2分 サッカーキング

去就に注目が集まっているギマランイス [写真]=Getty Images

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 ニューカッスルに所属するブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスの契約に設定されている契約解除条項には有効な期間が存在しているようだ。

 現在26歳のギマランイスは2020年1月に母国のアトレチコ・パラナエンセからリヨンに完全移籍。すぐにチームの主力に定着し、公式戦通算71試合に出場。また、2020年11月にブラジルA代表でデビューを飾り、これまで20試合に出場しているほか、2021年夏には東京オリンピックにも参戦し、全6試合に出場して母国の金メダル獲得に貢献した。

 2021年10月にサウジアラビア政府系ファンドに買収され、世界屈指の資金力を手にしたニューカッスルへと2022年1月に完全移籍すると、今シーズンはここまで公式戦45試合出場で4ゴール8アシストを記録するなど、中心選手としてチームを牽引している。

 そんなギマランイスは昨年10月に2028年6月30日までとなる新契約を締結したものの、ニューカッスルはプレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)に遵守する必要があることから、資金捻出のために売却される可能性も浮上しており、イギリス紙『テレグラフ』ではマンチェスター・シティやアーセナル、パリ・サンジェルマン(PSG)などから関心が寄せられていることも報じられている。

 なお、ギマランイスの契約には1億ポンド(約195億円)の契約解除金が設定されていることも伝えられているものの、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、これが有効となるのは5月の最終週から6月の最終週の初めまでと期間が設定されているという。

 これ以降は、ニューカッスルに移籍金額を決める権利が発生する模様で、1億ポンド以上が要求されることが予想されている。このため、関心を寄せているクラブはギマランイスを確実に獲得するためには迅速に行動する必要があると見られているが、果たして同選手は今夏にニューカッスルを離れることはあるのだろうか。

サッカーキング

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