なでしこジャパン、ブラジル代表との親善試合が決定! アウェイで2試合を予定
2025年4月26日(土)17時51分 サッカーキング
ブラジル代表との対戦が決まったなでしこジャパン[写真]=Getty Images
昨年12月に就任したニルス・ニールセン監督の下で、新体制をスタートさせたなでしこジャパン。今年2月に開催された2025 She Believes Cup(シービリーブスカップ)では、FIFAランキングで1位に立つアメリカ女子代表に勝利するなど、3連勝を達成し優勝に輝いた。
そして、5月30日と6月2日にブラジル女子代表と国際親善試合を行うことが決定。会場はサンパウロとなり、現時点でキックオフ時間は未定とされている。
ブラジルはFIFAランキングで8位に位置しており、過去の通算対戦成績は7勝3分5敗。直近では、2024年のパリオリンピックのグループリーグで対戦し、2−1と勝利を収めた。
ニールセン監督はJFAを通じ、以下のコメントを伝えている。
「ブラジルは私たちと同じく世界のトップチームの一つで、今回の対戦が本当に楽しみです。両チームとも最近アメリカに勝利し、素晴らしい試合になることは間違いありません」
「昨年のパリオリンピックで日本はグループステージでブラジルと対戦し、僅差で勝利しましたが、その後ブラジルは決勝まで勝ち進み、アメリカとの激しい金メダル争いがとても印象に残っています。ブラジルは男子チーム同様、個々の選手の高い技術に加え、スピードやパワーも兼ね備えた選手が多いのが特長です。ここ数年で守備や規律の面でも新たなレベルに達しており、次回開催される自国でのFIFA女子ワールドカップでは優勝候補の一つと見なされています」
「このような強豪相手に2試合できる機会は非常に貴重で、スピードや技術力で私たちと似た特徴を持つチームに対して、自分たちに何が足りないのか、どんなプレーができるのかを試す絶好の機会です。また、アグレッシブな守備に対してどう対応するかも確かめる事ができます」
「来年3月にオーストラリアで開催されるAFC女子アジアカップでワールドカップ出場権を取ることが前提ですが、次回の女子ワールドカップ開催国で試合をすることで、大会本番に向けて周囲の環境や雰囲気をいち早く学ぶことができます。日本と同じように女子サッカー熱が高まり続け、世界的に素晴らしい選手たちが魅力的かつ効果的なプレースタイルを学び、ブラジルの地でなでしこジャパンがどのような戦いを見せてくれるか、ファンの皆さんにも楽しみにしていただけたら嬉しいです」