大谷翔平の「パパ初安打」は今永昇太から! 記録訂正で失策が安打に…打率も1分1厘上昇、今永は防御率悪化

2025年4月26日(土)6時54分 スポーツ報知

 米大リーグ機構は25日(日本時間26日)までに公式記録の訂正を発表し、22日(日本時間23日)のドジャース・大谷翔平投手(30)の1打席目の記録を修正した。失策が安打になったことで2割6分1厘だった打率が2割7分2厘になり、1分1厘上昇した。

 22日(同23日)の敵地・カブス戦での初回先頭の1打席目。大谷は今永昇太投手(31)と対戦し、2球目の直球をはじき返した。三塁への平凡なゴロだったが、不規則な回転がかかっていたようで、三塁手のワークマンがはじいて大谷は出塁。試合中に発表された記録では三塁手・ワークマンの失策となっていたが、内野安打に修正された。メジャーでは試合後に記録が訂正されることがしばしばある。

 これは大谷が真美子夫人の出産に立ち会って「父親リスト」から復帰して2試合目、5打席目での“パパ初安打”ともなった。22日(同23日)は2打席目から今永に2打席連続三振を喫するなど4打数無安打に終わり、“パパ初安打”は23日(同24日)の敵地・カブス戦の2打席目で放った右前安打だったが、記念の一打が修正されるまさかの結果になった。

 一方で今永は、大谷の出塁の後に2死からエドマンに3ランを浴びていたため、自責が「2」から「5」になり、「2・38」だった防御率が「3・18」となった。今永は試合後に、パパになった大谷を3打数無安打に抑え、昨季から1安打もされていないことについて「たまたまが10回続いただけ。これからあと10回対戦したら10安打打たれるかもしれない。本当に小さな奇跡が10回続いただけです。多くの日本人の方にとっては、期待しない結果だったかもしれないけど、僕としても僕を応援してくれる家族とか、リグレーのファンとか、そういう人たちの思いを背負っている僕も意地がありますので、もちろん心の中では祝っていますけど、なんとか野球場で祝わなくてよかったなと思っています」と冗談交じりに話していた。

 今永VS大谷も10打数無安打だったが、記録が訂正されたことで8打席目での対戦で大谷が初安打を放ったことになり、対戦成績も10打数1安打となった。

スポーツ報知

「安打」をもっと詳しく

「安打」のニュース

「安打」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ