トロロッソ・ホンダF1のハートレー「初のバクーに向けて最大限の準備をした。10周で慣れるはず」

2018年4月27日(金)6時27分 AUTOSPORT web

 トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーにとって、F1アゼルバジャンGPの舞台、バクー市街地コースは過去に走ったことのない初めてのサーキットだ。しかし彼は最大限の準備を整えて金曜のプラクティスに臨むという。


「初体験のサーキットで走れるのを、楽しみにしている。これまでのキャリアでいくつのコースを走ったのか数えたことはないが、初めて走るサーキットはいつもわくわくするものだよ」とハートレー。


「バクーはとてもユニークな市街地コースで、ミスのできないコーナーがいくつもある。そういうコーナーは本当に面白くて、いつも楽しく走れるんだ。ほかのドライバーたちも同じように感じていると思う」


「シミュレーターで城壁のそばを走る時に、大好きなマカオの風景を思い出した。今週末は楽しくなると思うし、シーズン4戦目が待ち遠しい。レースに向けてシミュレーターで走ったり、過去のレース映像を見たりと、できる限りの準備を進めている。だからレースウイークでは、最初の10周でコースにしっかり慣れることができると思うよ」


「シミュレーターの作業は、そのほとんどがエンジニアがマシンセットアップを進めるのをサポートするために行われる。でも新しいサーキットに挑む場合には、ドライバーのために行われる作業の割合が高くなるんだ」

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「もちろん、実際にコースで走ってみるまで分からないことはいくつもある。バンプの数、風向きや、刻一刻と変わる路面コンディションなどは、体験しないと分からない。でも、僕はこれまでに多くのサーキットを走ってきた経験があるので、それらの知識を総合して、新しいサーキットについてイメージすることはできる。例えば、あるコーナーを走っているときに、過去に走ったサーキットの似たようなコーナーと比べることができるんだ」


「このように、新しいコースについて学ぶ際には、経験がとても役に立つ。シミュレーターで走る際には、実物のサーキットにできる限り近づけて作業を行うが、どこまで忠実かはもちろん分からない。縁石は一緒か、同じだけのグリップが得られるか、ほかの要素はないのか、タイヤラバーの乗りはどうかなど、シミュレーターからすべてを知ることは不可能だ。だから、過去のレース映像を見て、ドライバーがどのラインで走っているかを見るのは、新しいサーキットに挑むときに役立つ」


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