TCRジャパン:アルファロメオで参戦するGO&FUN Squadra Corse、2019年体制を発表

2019年4月27日（土）12時57分　AUTOSPORT web

　2019年より新たに発足するツーリングカーシリーズ、TCRジャパンシリーズに挑むGO＆FUN Squadra Corseは4月25日、2019年の参戦体制を発表した。シリーズ初年度に導入するアルファロメオ・ジュリエッタTCRのカラーリング、参戦ドライバーなどが明らかになっている。

　TCRジャパンシリーズ（TCRJ）は2015年以降、世界規模で急速な広がりをみせているTCRシリーズの日本版だ。2018年に開催概要が発表されたTCRJは、日本レースプロモーション（JRP）がシリーズ運営を担い、シリーズ開催初年度となる2019年は同組織が運営する全日本スーパーフォーミュラ選手権のサポートレースとして、オートポリス、スポーツランドSUGO、富士スピードウェイ、岡山国際サーキット、鈴鹿サーキットという国内主要サーキットを転戦していく。

　そんなシリーズにフル参戦するGO＆FUN Squadra Corseは、参戦車両に昨年のWTRC世界ツーリングカー・カップ日本ラウンドで優勝を飾ったアルファロメオ・ジュリエッタTCRをチョイス。

　その車体にはエナジードリング『GO＆FUN』のライトグリーンと工具メーカー『TONE』のレッドが両サイドに配された左右非対称のカラーリングが施され、奇しくもジュリエッタの生まれ故郷であるイタリアの国旗を想起させる配色となっている。

　TCRJ参戦初年度にこのジュリエッタTCRを駆るのはピレリスーパー耐久シリーズなどで豊富な経験を持つ前嶋秀司だ。また、GO＆FUN Squadra Corseは前嶋を支えるエクゼクティブアドバイザーとして、TOYOTA GAZOO Racing 86／BRZ Raceやスーパー耐久で活躍する佐々木雅弘を迎えている。

　開催まであと1カ月を切り、続々と各チームの参戦体制が明らかになっているTCRジャパンシリーズ。そのオープニングイベントとなる大分県・オートポリスラウンドは5月18〜19日に開催される予定だ。