「心と魂は打撃に向けられている」大谷翔平の“今後”について米記者が私見「フリーマンが引退したら一塁に置くこともできる」
2025年4月27日(日)16時30分 ココカラネクスト

大谷の今後について米記者が私見を述べた(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間4月26日(日本時間27日)、本拠地でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数3安打1打点と長女誕生後初の3安打猛打賞を記録した。
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打率も.277と上昇し、6本塁打、9打点を挙げている。打撃面で復調気配のある背番号「17」だが、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、大谷のドジャースの選手としての「マウンドデビューを心待ちにしている」とし、「オオタニは肘の手術から慎重に、そして計画的に回復してきた。昨年彼が結んだ10年7億ドルの契約で彼に投じられた資金を考えれば、当然のことだ」と記している。
だが、「オオタニの価値は打者としてのみ活用されるのが最善かもしれないという説もある」として、米メディア『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が「彼が愛してやまないのは打者としてだと思う。だから、数年後に彼が投手を諦めたら、どうするかは興味深い。外野手に転向させるのか? もちろん、素晴らしいアスリートだが、彼の運動能力は非常に優れているので、フルタイムのDHとしてはおそらく無駄だろう」とコメントしたことを紹介した。
同記者は、大谷が日本で外野を守ったことがあると指摘し、「外野手は将来的にもう一つのポジションとして考えられるだけでなく、追求する価値のある道だと考えている」と語った。また、「フレディ・フリーマンが引退したら一塁に置くこともできるだろう」と私見を述べている。
「彼は自分が投げられるとわかっているから投げているんだと思う。目新しい楽しみとか、そういうのもあるでしょうけど、彼の心と魂は打撃に向けられているんだと思う」と、大谷の“本心”を推察したが、果たして…。まずは今季中の二刀流復活に期待して待ちたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]