ヤン・マテウスが横浜F・マリノス退団示唆「近い将来…」欧州移籍も視野に

　横浜F・マリノスは4月27日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）で、FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルに1-4で敗北。スタメン出場のFWヤン・マテウスが試合前、自身の去就について語っている。

　ブラジルメディア『ランセ』で26日に掲載されたインタビュー記事によると、本人は「ブラジルのサッカーがいかに優れているかは知っている。近い将来、ブラジルに戻ることを考えているんだ。今でもコパ・リベルタドーレスやブラジル1部リーグでプレーしたいと思っているよ」と、母国復帰の可能性を示唆したという。

　また、同選手は自身の将来について「ひとりのサッカー選手として、大きな夢を持つべきだと思う」と前置きした上で、「UEFAチャンピオンズリーグでプレーしたり、ブラジル代表の一員としてピッチに立つことが夢なんだ。この世界では何が起こるか分からない。今後のパフォーマンス次第で、その夢は具体的なものになるし、実現する可能性もある」と、欧州移籍等への思いを明かしている。

　ブラジルやポルトガル国内クラブを経て、2022年夏から横浜FMでプレーしているマテウス。2024シーズンまではFWアンデルソン・ロペスらとともに攻撃陣に欠かせない選手として存在感を発揮した一方、以前からブラジル移籍の噂が絶えない状況だ。

　2025シーズンもここまでJ1リーグ戦8試合のスタメン出場で2ゴールを挙げているが、チームがJ1最下位に沈んでいるだけに、将来的な欧州移籍を見据えた上で横浜FM退団という決断を下す可能性も考えられる。