香川真司、ハリル解任に胸中独白。前代未聞の状況にも「不安は特に…」【独占】

4月27日(金)10時39分 フットボールチャンネル

ハリルホジッチ監督解任。香川真司は何を思うのか

 2月に負傷し、思わぬ長期離脱を強いられているボルシア・ドルトムントの香川真司。ようやく練習には復帰できたが、未だ試合出場には至っていない。その間、日本代表には激震が走っていた。香川が負傷でメンバーに選出されなかった3月の欧州遠征後の4月9日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任が発表された。ハリルホジッチ前監督は3月の遠征では香川の招集を予定しており、一定の評価をしていた。負傷離脱中、長い沈黙を保ってきた香川だが、指揮官の解任に何を思うのか。26日、ドルトムントの練習場に姿を見せた本人を直撃。香川は重い口を開いた。(取材:本田千尋【ドルトムント】)

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ーー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が解任になって、香川選手なりに考えることはありますか?

「うーん、まあ、そうですね…今は新しい監督の下、スタートするわけなので、そこを考えているし、しっかりと切り替えないといけないんでね。次に(西野朗新監督と)会う時は5月だと思うので、やれることは限られていますけど、だからこそ、僕たち選手1人ひとりがいい準備をして、(ワールドカップに)臨まなきゃいけないのかなと思っています」

ーーこのタイミングでハリルホジッチ解任というのは、やはり残念ですか?

「もちろんこのタイミングというのは、監督の心情というか、そういうものを察すると、すごく悔しいと思うし、(ハリルホジッチ監督)本人だとしたら必ずしも納得いかないものではあると思う。ただやっぱり、僕たちはこの決断が良かったと言えるようにしっかりやるしかないので、そのために、切り替えてやるしかないし、それだけだと思います」

ーー長谷部(誠)選手が、今回の「ハリルホジッチ監督解任には選手の責任もあるのではないか」とコメントしていたが、選手の責任を感じることはありますか?

「僕も切り替えているので、そこまで喋る気はないですけど、ただ監督解任というのは、決して監督だけ(の責任)ではない。どの世界でもそうですけど、やはりチームとして選手自身の責任も、もちろんありますし、選手だったりサッカーに関係する全てにおいて、責任があると思っています。ただ僕自身、やれることはやってきたつもりですし、その中で結果が出なかったというのは、僕の力不足でもあると思います」

ーー3月の欧州遠征の時に、ハリルホジッチ監督は「香川選手がここにいてくれたら」と言っていましたが、試合会場に行ったときに監督と直接話しましたか?

「いや、話していないですね」

ーーロシアワールドカップまで残り2ヶ月となりましたが、香川選手なりの覚悟は?

「常に覚悟はあります。僕自身は怪我をしていて、少し長引いたので、まずはしっかり練習することが大事になってくると思う。ただ時間は十分にあると思っているし、まずはクラブに集中すること。ワールドカップがその次に頭に入ってきているので、1ヶ月後にはチーム(日本代表)に合流しているし、みんながいい形でサッカーをできるように、それだけを考えて、自分はしっかり整理できているので、後は(日本代表が)集まった時に、みんなで乗り越えてやるだけかなと思います」

ーーこのタイミングで監督が交代して、不安を感じる部分はありますか?

「不安は特にないですね。もちろん僕もワールドカップ2ヶ月前の代表監督の解任だという状況は初めて。ただ、サッカーの世界でそれは十分に起こりえるし、僕たち選手がやることは、目の前のことに向かってやるだけです。この4年間もそうですけど、ただの(簡単な)道のりではなかった。

こういう形になって、さらに自分たちにとってすごく厳しい道のりになりますけど、僕自身この4年間、ドルトムントでも代表でもそういう(厳しい)道のりしか経験してこなかったというか、厳しい環境で、厳しい状況で、何度もそういう場に陥ったことはたくさんあった。諦めたらそこで終わりですし、必ずこの状況に対していいものをもたらせるように、責任を持ってやるだけですし、僕はその準備をしっかりして、今度(日本代表の)みんなと会えたらいいなと思います」

ーー監督交代を経験して、より研ぎ澄まされるものもありますか?

「僕たちがやれることはプラスに考えるしかないので、チームとしてプラスを生み出せるように、前向きにやっていきたいと思います」

(取材:本田千尋【ドルトムント】)

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