お待たせ! DeNAバウアー 611日ぶり白星!2回から5回まで完全投球!8回2安打10K1失点
2025年4月27日(日)16時33分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ DeNA2−1広島(2025年4月27日 横浜)
DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が27日、広島戦(横浜)に今季初の中4日で先発登板。8回2安打1失点と好投し、23年8月25日の中日戦以来、611日ぶりの日本での白星をつかんだ。
今季は3戦3敗も、2011年にメジャー入り以来、10年以上慣れ親しんでいる中4日での先発。23年には中4日で6試合に登板して3勝2敗。登板前日には「本音をいうと、今日でも投げられそうなコンディション」と“4度目の正直”へ自信をのぞかせていた。
初回、広島に足技で先制点を奪われた。制球が定まらなかった立ち上がり。四球と右前打で1死一、三塁とされると、一走・小園に二盗を決められ、三走・羽月に本盗を許した。
しかし、2回から5回までパーフェクト投球を披露。逆転してもらった直後の5回は3者連続三振とすると、グラブを叩いて喜びを爆発させた。4回には顔付近へのピッチャーライナーをよけながらもキャッチする場面もあった。
6回に再び四球を与えて2死三塁とピンチを迎えたが、中堅・蝦名が難しいライナー性の打球を背走しながらキャッチ。守備に助けられた。7回の打席で交代かと思われたが打席に立ち、8回も続投。1死から右中間への三塁打とされたが、ナックルカーブを多投し、2者連続三振に斬った。
バウアーは8回2安打10奪三振1失点の力投。来日最多となる129球を投げ、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。最後は伊勢が3人で締め、助っ人右腕は611日ぶり白星を手にした。
日本球界復帰初戦となった3月29日の中日戦(横浜)では6回1失点と力投を見せたものの打線が沈黙し黒星。4月11日のヤクルト戦は、3回を無失点で抑えた後に降雨ノーゲームとなった。同16日の巨人戦(東京D)では2被弾を浴びるなど5回5失点、同22日の阪神戦(横浜)7回4失点と開幕から3連敗となっている。