「コントロール、いいよな、本当」岡田前監督も認めた阪神ドラ1左腕の"安定感" レジェンド左腕も絶賛「しっかりコースに投げ切れるのがすごい」

2025年4月28日(月)12時35分 ココカラネクスト

伊原は開幕以来、安定したピッチングを続けている(C)産経新聞社

 堂々たる投げっぷりだった。

 阪神のドラフト1位左腕、伊原陵人が評価を高めている。

【動画】レジェンドたちもうならせた、ドラ1伊原がまたも安定のピッチング!

 27日の巨人戦(甲子園)に今季2度目の先発マウンドで上がった伊原は2回までわずか1安打と安定した立ち上がり。

 3回一死二、三塁から吉川尚輝の内野ゴロの間に失点を許し、これが開幕以来、初の失点となった。ただこの場面も好調な左打者の吉川に外角と内角の球をしっかり投げ分けており、試合の中継解説(テレビ朝日系列)を務めた阪神OBでレジェンド左腕の能見篤史氏も「外、外ときて急にインコースとなると、ずれたりするんですけど」「しっかりコースに投げ切れるのがすごい」とコメント。

 さらに二死三塁で迎えた、智弁学園の先輩で相手主砲岡本和真との対戦でも、カウント2−2から内角高め、145キロ直球をしっかり投げ込み空振り三振を奪い、最少失点で切り抜けてみせた。

 これには同じく中継解説を務めた前監督、岡田彰布オーナー付顧問も「コントロールいいよな、本当」と高く評価するシーンもあった。 

 結果としてこの試合は勝ち負けつかなかったが、プロ最長となる6回93球、4安打1失点5奪三振と好投。変わらずの安定したパフォーマンスを示した。

 このドラ1左腕のピッチングには同じく中継解説を務めたレジェンド左腕の工藤公康氏も「非常にマウンドさばきが上手」と評価した上で、バッターの打ち気をそらすように様々なリズムで投げていたことに関しては、「常日頃から色々なことを想定しながら練習している」「非常に頭を使いながら投げている」とクレバーさがあると高く評価した。

 ドラ1左腕の伊原に対しては藤川球児監督もかねてから「背番号ぐらい勝ってほしい」と高い期待を寄せる。V奪回へ欠かせないピースとなれるか、背番号18の快投を今後も期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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