川崎フロンターレ、ACLE賞金額9億円超の可能性も?横浜FMは3億円未満
2025年4月28日(月)7時55分 FOOTBALL TRIBE

AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝4試合が、4月28日までに全日程終了。横浜F・マリノスがFWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスル(サウジアラビア1部)に1-4で敗れた一方、川崎フロンターレはアル・サッド(カタール1部)に3-2で勝利した。その川崎の獲得賞金額が、ベスト8敗退の横浜FMを上回っている。
川崎はアル・サッド戦での勝利により、リーグステージ参加ボーナス80万ドル(約1億1,900万円)、ラウンド16進出ボーナス20万ドル(約3,100万円)、準々決勝進出ボーナス40万ドル(約6,200万円)にくわえて、準決勝進出ボーナス60万ドル(約9,300万円)を獲得。ACLE東地区リーグステージは6勝2敗で終えたものの、山東泰山(中国1部)が同大会から途中撤退したことにより、山東戦の試合結果が無効に。勝利ボーナスは60万ドルであり、準決勝進出時点で総額260万ドル(約3億7,500万円)を手に入れている。
一方、横浜FMはリーグステージ参加ボーナス、ラウンド16進出ボーナス、準々決勝進出ボーナスを獲得。リーグステージを6勝1分1敗で終え、無効となった山東戦は引き分けだったため、勝利ボーナスは満額の60万ドル。総額200万ドル(約2億8,800万円)を手に入れて大会を後にした。
川崎は準決勝でアル・ナスルと対戦するが、この一戦で勝利すれば、少なくとも準優勝賞金相当額の400万ドル(約5億7,600万円)を手に入れる。その場合、総額は660万ドル(約9億5,000万円)にまで膨れ上がるだけに、大物選手の獲得などが可能になるとみられる。
中東開催であり、アウェイの雰囲気に近い厳しい条件下でも、ベスト4入りを果たした川崎。賞金額が10億円規模にのぼる可能性もあるだけに、ロナウドやFWサディオ・マネといったスター選手を抱えるアル・ナスルとの一戦にむけて、周囲ではより一層期待感が高まっている。