渡辺剛、フェイエノールト移籍で合意見込み?ヘントの要求額上回る

2025年4月28日(月)10時17分 FOOTBALL TRIBE

渡辺剛 写真:Getty Images

 FC東京から海外挑戦したベルギー1部KAAヘント所属の日本代表DF渡辺剛は、2024/25シーズン終了後にステップアップ移籍する模様。FW上田綺世擁するオランダ1部フェイエノールトが、すでに渡辺の獲得にむけて交渉を行っているという。


 ヘントと2027年6月まで契約を残している渡辺の去就を巡っては、以前からヘント退団の可能性が報じられる中、オランダメディア『1908.nl』が4月26日にフェイエノールトからの正式オファーを提示をリポート。提示額を「数百万ユーロ」と伝えたほか、ヘントがオファーを容認する可能性にも触れていた。


 すると、ベルギーの移籍市場に精通しているジャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏が27日、Xで「日本人センターバックの渡辺は、フェイエノールト移籍間近だ」とリポート。「フェイエノールトは完全移籍による獲得に向けて、ヘントと交渉中だ。個人的な条件面については問題にならない見込み」と、交渉の進行具合を伝えているが、フェイエノールトは1,000万ユーロ(約16億3,100万円)でオファーを提示したという。


 また、ベルギーメディア『Voetbal』は4月中旬の時点で、渡辺の市場価値が900万ユーロ(約14億6,700万円)だと報じた上で、「ヘントは市場価値を上回る移籍金での放出に前向き」と伝えていた。それだけに、移籍金1,000万ユーロというフェイエノールトのオファーを受け入れ、クラブ間合意に達する可能性は高いとみられる。


 渡辺は2021年12月にFC東京からKVコルトレイクへ完全移籍。コルトレイク時代の2022/23シーズンにベルギー1部リーグ全試合でフィールドプレーヤー唯一のフルタイム出場を達成するなど、ベルギーで実績を積み重ねてきた。2023年6月のヘント加入会見で、将来的なブンデスリーガ移籍や日本代表復帰への思いを語っていたほか、28歳という年齢を踏まえると、本人は移籍に前向きであると考えられる。

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