リヴァプールがビジャレアルを圧倒して先勝! 南野はベンチ入りも出場せず

2022年4月28日(木)5時50分 サッカーキング

 チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝ファーストレグが27日に行われ、リヴァプール(イングランド)とビジャレアル(スペイン)が対戦した。

 初戦を経ホームで迎えるリヴァプールは、週末のマージーサイド・ダービーから3選手を入れ替え、イブラヒマ・コナテ、ジョーダン・ヘンダーソン、ルイス・ディアスが先発。南野拓実は公式戦6試合ぶりにベンチ入りを果たした。一方のビジャレアルは、右足のハムストリングを痛めているエースのジェラール・モレノが間に合わず、サムエル・チュクウェゼがアルノー・ダンジュマと最前線でコンビを組んだ。

 試合は序盤からホームのリヴァプールがビジャレアル陣内で試合を進めていく。素早い攻守の切り替えから圧力を強め、モハメド・サラーとサディオ・マネのホットラインや、ルイス・ディアスのカットインからのシュートなどでゴールに迫った。27分にはマネのポストからサラー、31分にルイス・ディアス、33分にマネと立て続けにフィニッシュまで持ち込むが、ビジャレアルの牙城を崩しきれない。そして42分、ゴール正面の位置からチアゴが放ったミドルシュートは、左ポストを叩いた。

 前半のシュート数はリヴァプールの13本に対して、ビジャレアルは1本と、リヴァプールが圧倒。迎えた後半も立ち上がりからリヴァプールがアグレッシブな姿勢を見せ、53分に試合の均衡を破る。左サイドから右へとパスをつなぎ、大外を駆け上がったヘンダーソンが右足でクロス。対応したペルビス・エストゥピニャンの足に当たったボールがビジャレアルゴールに向かい、そのままゴールネットを揺らした。

 このゴールで勢いづいたリヴァプールは直後の55分、ボックスの手前でボールを持ったサラーが前を向くと、ドリブルのコースをビジャレアル守備陣に塞がれながらも対応したパウ・トーレスの股下を抜いてボックス右のマネへパスを供給。オフサイドラインをギリギリのタイミングで抜け出したマネは、飛び出してきたGKルジの手前で右足を伸ばしてシュートを流し込んだ。

 ビジャレアルは選手を入れ替えてなんとか流れを変えようと試みるが、リヴァプールのハイプレスを剥がしきれず、後半はシュートを放てないまま終了。選手を入れ替えつつ最後までゴールを脅かし続けたリヴァプールが2−0で先勝し、2点のアドバンテージを得て、敵地でのセカンドレグを迎えることに成功した。なお、ベンチ入りした南野拓実に出場機会は与えられなかった。

【スコア】
リヴァプール 2−0 ビジャレアル

【得点者】
1−0 53分 オウンゴール(リヴァプール)
2−0 55分 モハメド・サラー(リヴァプール)

【リヴァプール】
GK:アリソン
DF:アーノルド(81分 ゴメス)、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン(72分 ケイタ)、ファビーニョ、チアゴ
FW:サラー、マネ(72分 ジョッタ)、ルイス.ディアス(81分 オリジ)

【ビジャレアル】
GK:ルジ
DF:フォイス、アルビオル、パウ・トーレス、エストゥピニャン(72分 トリゲロス)
MF:チュクウェゼ(72分 ディア)、キャプー、パレホ(72分 オーリエ)、コクラン(57分 ペドラサ)
FW:ロ・チェルソ、ダンジュマ(86分 アルカセル)

サッカーキング

「プール」をもっと詳しく

「プール」のニュース

「プール」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ