【順位結果】スーパー耐久第2戦SUGO・グループ1決勝レース結果／777号車が逆転優勝。ホンダ・シビックTCRが開幕2連勝飾る

　スポーツランドSUGOで開催されているピレリ・スーパー耐久シリーズ2018第2戦。4月29日にST-X、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3で争われるグループ1の決勝レースが行われ、777号車の星野敏／荒聖治／近藤翼組が優勝した。

　グループ1でポールポジションを獲得したのはD’station Porsche。D’station Porscheは決勝レースのスタートも危なげなくホールショットを決め、序盤をリードする。

　開始から20分が経とうというところで、81号車J-Fly Racing R8（Jeffrey Lee／Andre Couto／川端伸太郎組）が2コーナーでコースオフ。車両回収のためにフルコースイエロー（FCY）が出される。

　FCY中、トップを走っていたD’station Porscheが15周終わりにピットイン。給油のみを行ってコースへと戻る。82号車Phoenix Racing Asia R8（Alex Au／Alex Yoong／Shaun Thong）もFCY中にピットに入り、タイヤ交換とドライバー交代を行う。

　FCYが出て約7分後、J-Fly Racing R8がオフィシャルの手を借りて再スタート。その後、FCYは解除されレース再開となる。FCY中にピットインしたD’station Porscheは大きく順位を落とすことなく、再開後、トップを走っていた3号車ENDLESS GT-R（YUKE TANIGUCHI／山内英輝／銘刈翼組）を交わして再びトップに浮上する。

　30分が経過したところで、3番手を走行していた99号車Y’s distraction GTNET GT-R（浜野彰彦／星野一樹／藤波清斗組）にFCY中の黄旗追い越しによるドライビングスルーペナルティが課せられ、表彰台圏内から離脱。82号車Phoenix Racing Asia R8が3番手に浮上する。

　1時間経過後もD’station Porscheは総合トップをキープしていたが、2時間経過したところではFCY中にピット作業を済ませた82号車Phoenix Racing Asia R8が総合トップに浮上。D’station Porscheは2番手でトップを追う形となる。

　D’station Porscheは猛烈な追い上げを見せ、残り24分となったところで82号車Phoenix Racing Asia R8に接近。バックストレートでサイド・バイ・サイドとなり、馬の背コーナーでD’station Porscheが82号車Phoenix Racing Asia R8を交わしトップを奪還する。

　82号車Phoenix Racing Asia R8は、D’station Porscheとのバトル後、ペースを上げられず。そのままD’station Porscheが逃げ切り第2戦SUGOを制した。

　ST-TCRは97号車Modulo CIVIC TCRの植松忠雄／中野信治／大津弘樹組が開幕2連勝。ST-1は31号車Nissoku Porsche991GT3CupのJACK／影山正美／富田竜一郎組が、ST-2は59号車DAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学／後藤比東至／井口卓人／石坂瑞基組が、ST-3は15号車岡部自動車 T-MAN Z34の長島正明／小松一臣／坂本祐也／勝亦勇雅組が優勝した。

■ピレリ・スーパー耐久シリーズ2018第2戦SUGO・グループ1／決勝レース結果

・ST-X

・ST-TCR

・ST-1

・ST-2

・ST-3