リバプール、サラー契約延長も代役補強は必須か 今夏に久保建英の獲得を目指すと専門サイト「クボは移籍を希望している」
2025年4月29日(火)16時50分 ココカラネクスト

久保がついに移籍を決断するのか(C)Getty Images
現地時間4月27日、リバプールは34節のトッテナム戦に5-1で勝利し、5季ぶり、通算20回目のリーグ優勝を決めた。他のタイトルを逃し続けていた今シーズン、ようやくチームは歓喜に包まれることとなった。
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悲願達成のニュースで盛り上がる一方、英国内では来季のチーム強化についての話題もこれまで同様に流れており、その中ではリバプールにもう1人、日本人プレーヤーが加わる可能性があるとも伝えられている。4月27日、専門サイト『Anfield Watch』では、レアル・ソシエダの久保建英が今夏における獲得候補として有力な1人であると報じた。
同メディアは、去就が注目されていたモハメド・サラーが、今月11日にクラブとの契約延長が発表されたものの、引き続きバックアップの選手を探しているとして、「リバプールは依然として今夏の移籍市場で右サイドの攻撃的なオプションを加える計画を立てているようだ」と綴っている。
その理由として、サラーの32歳という年齢を挙げている他、「ここ数か月でやや調子を落としている」などと指摘。また、それらに加え2025年12月から開催されるアフリカネイションズカップへの出場による、サラーのチーム離脱を見通している。
同メディアは、「来たるアフリカネイションズカップ(AFCON)によって、サラーはエジプト代表が勝ち進んだ場合、リバプールの試合を最大10試合も欠場する可能性がある」と訴えている他、「そして忘れてはならないのは、昨年のAFCONでハムストリングを負傷し、その後のサラーのシーズンに大きな影響を与えたことだ。こうした大会後には、選手がコンディションを落とすリスクも常に存在する」などと主張。エースストライカーの国際試合参加への懸念を示している。
その上で、「リバプールが獲得を目指している候補には、ブレントフォードのブライアン・ムベウモと、レアル・ソシエダのタケフサ・クボが挙げられている」と綴りながら、「23歳のクボは、移籍を希望していると報じられており、約5000万ポンドの契約解除条項が設定されている」として、有力候補であると強調している。
レアル・ソシエダは、長くチームを率いたイマノル・アルグアシル監督の退任が発表されたばかり。今後のチーム編成も話題となってきている中、久保の去就もさらに注目されることも確実。これまでもリバプールからの関心が伝えられてきた23歳は引き続き、サラーの穴を埋めるプレーヤーとしてメディアを賑わす存在となるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]