神戸が湘南下して首位キープ! 初瀬亮が鮮やかな直接FK弾、山口蛍の追加点で完封勝利

2023年4月29日(土)15時53分 サッカーキング

先制点を挙げた初瀬亮 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第10節が29日に行われ、ヴィッセル神戸と湘南ベルマーレが対戦した。

 前節、横浜F・マリノスとの直接対決で2点差をひっくり返されて逆転負けを喫した首位の神戸にとっては、仕切り直しの一戦に。3試合連続ドロー中で勝利を渇望する湘南を『ノエビアスタジアム神戸』に迎えた。

 一進一退の攻防が続くなか、試合の均衡が破れたのは21分。神戸が先制に成功する。敵陣中央でフリーキックを獲得し、キッカーの初瀬亮がゴールを直接狙う。正確な一撃をゴール右上隅に突き刺した。

 先制後から試合を優位に進める神戸は、41分に追加点を奪う絶好機が訪れる。ハーフウェーラインでのボール回収から速攻を展開。ボールを持ち運んだ武藤嘉紀が敵陣中央からスルーパスを通し、抜け出した汰木康也が相手GKとの一対一を迎える。ゴール左下を狙ったが、シュートは枠を捉えることができなかった。神戸は1点リードで折り返す。

 後半に入ってから反撃に出る湘南は、70分に決定機到来。左サイドから中央へとボールを繋ぎ、ペナルティエリアの外でパスを受けた平岡大陽はペナルティエリア右の石原広教に展開する。石原は右足を振り抜いたが、ゴール右上を狙ったシュートは惜しくも枠を外れた。

 次のゴールが生まれたのは80分、湘南に押されていた神戸がリードを広げる。武藤が右サイドで獲得したスローインを素早く再開し、ペナルティエリア右の大迫勇也にボールが渡る。大迫は相手3人に寄せられながらも粘ってボールをつなぎ、最後はボックス中央に飛び込んだ山口蛍が右足でゴール左下へと流し込んだ。

 試合はこのまま終了し、神戸は2試合ぶりの白星、湘南は5試合ぶりの黒星となった。次節は5月3日に行われ、神戸は敵地で名古屋グランパス、湘南はホームで柏レイソルと対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 2−0 湘南ベルマーレ

【得点者】
1−0 21分 初瀬亮(神戸)
2−0 80分 山口蛍(神戸)


【ゴール動画】神戸の先制点は初瀬亮の鮮やかな直接FK弾!

サッカーキング

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