またもドウグラス・ヴィエイラが大仕事! 広島、終了間際の劇的決勝弾でC大阪撃破

2023年4月29日(土)15時58分 サッカーキング

C大阪と広島が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第10節が29日に行われ、セレッソ大阪とサンフレッチェ広島が対戦した。

 連勝中のC大阪が、前節の敗戦を払拭したい広島を『ヨドコウ桜スタジアム』に迎えての上位対決。序盤はアウェイの広島が押し込む展開となる。10分、満田誠の右コーナーキックにナッシム・ベン・カリファが頭で合わせたが、枠を捉えた一撃は相手GKキム・ジョンヒョンの好セーブに阻まれた。

 対するC大阪も15分、右サイドに流れた香川真司のクロスにゴール前の為田大貴が合わせる。しかし、ヘディングシュートは相手GK大迫敬介にキャッチされた。

 広島は32分、川村拓夢がドリブルで密集を突破し、ペナルティエリア中央に侵入。相手のプレッシャーを受けることなく右足を振ったが、コースが甘く相手GKキム・ジンヒョンに阻まれる。主導権を握った広島は前半のうちに先制点を奪えず、スコアレスで折り返す。

 57分、C大阪に絶好機が訪れる。右サイドの深い位置で獲得したスローインから流れるようにパスを回し、ボールはボックス中央の為田に渡る。為田はシュートではなくレオ・セアラへのラストパスを選択したが、中途半端なパスは味方に届くことなく相手GK大迫の手中に吸い込まれた。

 広島は66分、ドウグラス・ヴィエイラの落としを受けた満田誠がペナルティエリア左で右足を振ったが、シュートは枠を捉えられない。

 試合はこのまま終わるかに思われたが、後半アディショナルタイム3分に試合の均衡が破れる。スルーパスに抜け出したエゼキエウがペナルティエリア左から折り返し、ボックスの中央でドウグラス・ヴィエイラが合わせて押し込んだ。D・ヴィエイラは途中出場した直近のリーグ戦5試合で4得点目となった。

 広島が終盤の決勝点で勝利し、C大阪は3試合ぶり黒星、広島は2試合ぶり白星となった。C大阪の次戦は5月3日に行われ、敵地でガンバ大阪と対戦する。広島の次戦は5月7日開催の第12節となり、ホームにアビスパ福岡を迎える。

【スコア】
セレッソ大阪 0−1 サンフレッチェ広島

【得点者】
0−1 90+3分 ドウグラス・ヴィエイラ(広島)


【ゴール動画】再びエゼキエウ→ドウグラス・ヴィエイラで広島が終盤に得点

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