オリオールズ菅野智之、本拠で首位ヤンキースと初対決…チームの連敗ストップへ6度目の先発

2025年4月29日(火)7時17分 スポーツ報知

◆米大リーグ オリオールズ—ヤンキース(28日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)

 オリオールズの菅野智之投手は28日(日本時間29日)本拠地でのヤンキース戦で、今季6度目の先発登板。17日(同18日)のガーディアンズ戦以来となるメジャー3勝目を目指す。

 菅野は、勝敗がつかなかった前回登板23日(同24日)のナショナルズ戦で、オ軍では、昨年9月14日のコービン・バーンズ以来となる2試合連続7イニングを投げ切った。2試合連続無四球と、ますます安定感を増してきた。

 チームは、タイガースにダブルヘッダー連敗後、前日は0−7の完封負けで今季ワーストタイとなる3連敗中。開幕前は優勝候補にも上げられていたが、開幕ダッシュに失敗した。エース候補のロドリゲスがキャンプで離脱。開幕投手のエフリンもIL入り。ベテランのモートンは0勝6敗と総崩れ。35歳のオールドルーキーが、2勝1敗、防御率3・54で孤軍奮闘している。

 「ここまで彼は、打線の良い相手に対して、緩急を駆使しながら、素晴らしい仕事をしている。春季キャンプで(ヤンキースと)対戦したことも役立つだろう」と試合前のハイド監督。菅野は、フロリダ春季キャンプ中の3月20日(同21日)のヤンキース戦に先発。主砲ジャッジに2四球1奪三振。チザムに本塁打を許すなどとした体験が、生きることを期待した。

 「ここまで彼が成功した背景にあるのは、制球力。どの球種でも心地よく投げているようにみえる」と指揮官は分析。「キャンプで投げていたスプリットは非常に良かった。開幕してからここまで、キャンプほど(スプリットの)精度が良くなく、そこまで空振りは増えていないが、スプリットが本来の形になれば、もっと効果的になるだろう」と予想。2日前に右手を負傷した正捕手ラッチマンも「3番・捕手」で先発に入った。連敗阻止の使命を背負って、菅野がア・リーグ東地区首位のヤンキース強力打線に立ち向かう。

スポーツ報知

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