「絶妙なパスサッカーで完勝」イラク撃破の日本を韓国メディアが称賛!羨みの声も続々「我々とは違う」「韓国に敗れた日本がパリ五輪へ」

2024年4月30日(火)12時0分 ココカラネクスト

細谷のゴールで先制した日本は危なげなく試合を運び、イラクを圧倒した(C)Getty Images

 U-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)に臨んでいるU-23日本代表は4月29日(日本時間30日)、準決勝でイラクと対戦。2−0で勝利し、今大会の3位以内に与えられるパリ五輪出場権を獲得した。

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 序盤からボールを保持して敵陣に押し込んだ日本は28分、藤田譲瑠チマからの浮き球スルーパスに反応した細谷真大が、ペナルティエリア内でボールを収め、鋭いターンから素早く右足を振り抜く。ゴール右にコントロールショットを決め、先制ゴールを奪った。

 さらに日本は42分、左サイドで球際の攻防を制した大畑歩夢から横パスを受けた藤田が、ダイレクトで荒木遼太郎へ絶妙なスルーパスを送る。ボールを受けた荒木が相手GKとの1対1を冷静に制し、リードを2点に広げた。

 後半にはイラクの反撃を受けたが、GK小久保玲央ブライアンを中心に守り切って2−0で勝利。この一戦を報じた韓国メディア『News1』は、日本のゲーム内容を次のように称賛した。

「日本が2−0でイラクに完勝。序盤から相手を圧倒し、28分に細谷が先制ゴールを決めて猛攻が実を結ぶと、42分には絶妙なパスサッカーで荒木が追加点を奪った。後半、日本はイラクの反撃に苦戦したが、GK小久保の好セーブでリードを守り切った」

 一方、韓国メディア『SPOTV news』は母国と日本を比較。自国は準々決勝でインドネシアに敗れてパリ行きを逃しただけに、ライバルのオリンピック出場を羨んでいる。

「28分に細谷が先制点を奪った日本は、前半終了間際には日本特有のパスサッカーで荒木が追加点。韓国とは違う。準決勝では楽に試合を進めていた。1996年アトランタオリンピックから本選に出場し始めた日本は、これで8回連続出場を達成した。9回連続進出記録を持つ韓国との差を縮めている」

 また、韓国のサッカー専門メディア『FourFourTwo』は「韓国に敗れた日本がパリ五輪出場」と表現。母国が準々決勝で敗退した一方で、グループステージで1−0と下したライバルが決勝進出という結果に敏感に反応している。

 好ゲームでパリ・オリンピック出場を確定させたU-23日本代表。ウズベキスタンと対戦する決勝戦は、日本時間5月4日0時30分キックオフだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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